愛宕神社の花見ランチ♪
投稿日 2010年04月02日
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愛宕神社の境内にある田崎真也の和食店『T』でお花見ランチをしました☆
ここは東京の食材を利用した地産地消のレストラン。今日のメニューは特別のお花見弁当で、桜ごま豆腐のお吸い物と桜おこわがとても美味しかったです! ^^
T
住所: 東京都港区愛宕1-5-3 愛宕神社境内
電話番号: 03-5777-5557
交通手段:東京メトロ銀座線虎ノ門駅徒歩10分
営業時間: ランチ 11:30~14:00(L.O.14:00) ディナー 17:00~21:30(L.O.21:30)
定休日: 月曜日
中国の大干ばつ、農家に壊滅的打撃
投稿日 2010年03月31日
カテゴリー フォーラム, 海外情報, 農林漁業の話題 | コメント(3)
先日、ワールドウォーターデイの紹介がありましたが、中国では雨が降らずにかなりの広域で干ばつになり農作物も打撃を受け物価高が起きているようです。
中国はアメリカに次ぐ日本の食料輸入先です(資料1、資料2)。
今後日本にも影響が出てくるのでしょうか?
3月30日 AFPBBNewsより転載
毎朝、中国南西部雲南(Yunnan)省の農家のDong Guichengさんは、雨が降っていることを祈りながら目を覚ます。しかし、深刻な干ばつが続く毎日に、ますます落胆と絶望がつのるばかりだ。
この光景は、中国南西部の乾燥地帯に暮らす数百万人の人々が繰り返してきたものだ。Dongさんは毎日、徐々に水量の減る貯水池まで歩き、クルミの木やクリの木に与えるわずかばかりの水を汲む。雨はもう半年も降っていない。
家族用の飲料水がかろうじて確保できるほどで、Dongさんは1週間も風呂に入っていない。作物への被害により、今年の収入は80%減になるという。
「とても心配だ」と、Dongさんは自宅から2キロ離れた貯水池で、妻のDao Haiyanさんと水を汲みながら語った。「今後も雨が降らなければ収入が無くなってしまう。(干ばつの)影響は言葉にできないほどだ」
■中国南西部を襲う100年に1度の大干ばつ
干ばつは雲南省、貴州(Guizhou)省、四川(Sichuan)省、広西(Guangxi)チワン族自治区、大都市の重慶(Chongqing)を襲い、100年ぶりの大干ばつと呼ばれている。作物は壊滅的な打撃を受け、物価は高騰し、中国で頻発する水不足問題が浮き彫りとなった。
前年9月以降の降雨量は例年の半分以下まで落ち込んでいる。普段は温暖な雲南省は、貯水池が干上がって河川の水量が減少した、乾ききった環境災害地帯に変わってしまった。
中国政府によると6000万人以上が干ばつの影響を受けており、1800万人以上の国民と1100万頭以上の家畜が飲み水不足に苦しんでいる。しかも被害は日に日に拡大している。
品不足により、経済的に重要な砂糖や米、茶、生花類の価格が高騰した。また、多くの水力発電でも水力が徐々に減少しており、国営通信は今週、貴州省では水力発電所の90%が機能停止に陥っていると伝えていた。
気象学者らによると、干ばつは6月を過ぎても終わらない可能性がある。人工降雨のための化学物質を散布する大規模な取り組みも行われたが、大気中に水分が無いために失敗に終わったという。
中国政府は対策として干ばつ被災地に飲料水を緊急輸送し、また、緊急用水計画を立ち上げ、数千本の井戸を掘った。しかし、Dongさんは、雨が降ることと比べれば、これらの対策の土地への影響はほとんどないに等しいという。
■原因は気候変動か急速な経済成長か
中国政府の気象関係者らは、近年の異常気象の多発の原因が気候変動にあると主張している。
しかし、「China’s Water Crisis(中国の水危機)」という著書があるMa Jun氏は、中国が経済成長を優先するあまり発生した大規模な森林伐採や水質汚染、水資源の枯渇などが干ばつの被害を拡大したと指摘している。(c)AFP/Dan Martin
閑話休題
投稿日 2010年03月30日
カテゴリー その他の話題, メンバーの近況 | 閑話休題 はコメントを受け付けていません
家から2分ぐらいの所にある、都立○○○病院裏の坂道に咲く桜です。中学生の頃、むさぼり読んだ石坂洋次郎の「陽のあたる坂道」に登場するような坂道です。(石坂を知ってる人、もう少ないだろうなァ・・・・・)。
ところが、この病院、統合でこれから取り壊されます。今年で、もう見納めにになるかもしません。
大連滞在中のTさん、東京の桜は、今日5~8分咲きです。季節の便りをお届けします。SFすぎなみのメンバーのTさんは、現在、中国の大連に長期滞在中です。Tさんの近況は、以下から。
4月2日イタリア文化会館イベントのお知らせ
投稿日 2010年03月29日
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原です。
石田さんがトークショーを行います。
当方も司会で参加します。先日の、掛川プロデュースのDVDを冒頭流す方向で調整中です。
ぜひ、皆様ご参加ください。
————–
いよいよ今週金曜日より、イタリア文化会館において、「第2回イタリアブックフェア」が開幕いたします。3月26日(金)~4月11日(日)までの会期中には、下記のとおり、さまざまなテーマのトークショーを企画しています。みなさまぜひふるってご参加ください。
トークショー
○4月2日(金)16:00~17:30 石田雅芳(翻訳家、スローフード・ジャパン国際部長):『スローフードの奇跡』世界を席巻した食の運動である「スローフード」。
その活動の創始者で、スローフード国際協会会長でもあるカルロ・ペトリー二の著書『スローフードの奇跡』について、スローフード・ジャパン国際部長、翻訳者の石田雅芳氏が語ります。 スローフードの3つの基本原則「おいしい、きれい、ただしい」について解説する本書は、各国で翻訳され絶賛を浴び、世界中のスローフーディストたちのバイブルともいわれています。
残した料理をドギーバッグに
投稿日 2010年03月29日
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http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/cooking/20100327-OYT8T00281.htm
食品の廃棄を減らすため、余った料理を入れて持ち帰る容器「ドギーバッグ」の利用が広がりつつある。ただ、食中毒には十分注意しよう。
ドギーバッグは、折りたたんでバッグなどにしまえるケーキ箱のような形で、洗って繰り返し使えるものが多い。大手スーパーや雑貨店に置いてあり、一つ400~1000円程度だ。
食べられるのに捨てられる食品は、国内で年間500万~900万トンと推計されている。食中毒が心配で持ち帰りを断る店が多いが、最近は環境保護の観点から、持ち帰りOKの店も増えている。
横浜などで3ホテルを展開する国際ホテルは、立食パーティーの料理のうち、冷めても傷みにくい香港式焼きそばなど14品目を、希望する客に持ち帰ってもらうサービスに乗り出した。
レストランの「TGIフライデーズ」は4月7日まで、ドギーバッグを持参して持ち帰ると飲食代を10%値引きするキャンペーンを行っている。
持ち帰りが可能な店かどうかを見分けるのに便利なのが、「残した料理 お持ち帰り頂けます」と書かれたステッカー。特定非営利活動(NPO)法人のドギーバッグ普及委員会(山本啓一郎理事長)が、客の自己責任での持ち帰りに賛同する飲食店に配布している。現在は約200の飲食店がステッカーをはっている。
持ち帰った食品で食中毒などを起こさないための注意点を表に掲げた。(経済部 竹内和佳子)
2010年3月27日 読売新聞 yomiuri onlineから転載
イタリアマンマ家庭料理ツアー/イータリー林茂氏
投稿日 2010年03月28日
カテゴリー イベント告知 | コメント(1)
こんにちは!スローフード杉並メンバーのShiraiです。
●イタリアマンマに習うイタリア家庭料理ツアー
●イータリーでのミーティング:林社長とお会いする の2点についてご紹介します。
ツアー表紙
ツアー内容写真・
予定日程表
募集要項
参加申込書
私の初めてのスローフードの出会いは南イタリアでです。南イタリアへは仕事で行きました。
ナポリからレンタカーを借りてアマルフィー海岸へ。高速からおりて私道に出、車の窓を開けた途端、私はその時の仕事の難易度が高いのを一瞬にして悟りました。窓からは街中に実るレモンの良い香りと、PM2時は過ぎているのに小鳥たちの幸せそう鳴き声。
「とんでもないのどかなところに来ちゃたよ。これじゃいくらメールしても返事が来ないわけだ!」
と途方にくれたのです。そしてこののどかな環境以外にさらに驚いた事は「食の豊かさ」だったんですね。
ホテルの夕食で食べた、けっして奇をてらっていないシンプルなグリーンサラダ、今までのイタリア都会でのレストランで食べた事のない味でした。
さっそくオーナーに訪ねたところ、裏庭で採れたオーガニックな野菜だというのです。ワインも自家製、食後酒のレモンチェロやレモンケーキも裏山で採れたレモンを使用してるとの事。
シンプルな味付けだけど、素材の味が生きていておいしい。これはもう自分の土地の食材を熟知しているからできる事。気をつけて他のお店を観察してみると、「自家製×××」をメニューに出しているお店が本当に多い。
私の頭の隅っこに、いつかインターネットのネットサーフィンで読んだ「スローフード」という言葉が浮かび上がったのはこの時でした。
その後仕事で南イタリアに何度か足を運び、その土地土地での伝統料理との衝撃的な出会いはありましたが、何と言ってもおいしかったのはマンマが作ってくれた家庭料理でした。そこで6月にツアーを企画しました。プーリア州とカンパーニャ集でマンマから家庭料理を習い、プーリア州では農家の別宅に泊まり農場体験をし、マテーラではEUでも評価の高いマテーラパン工場を見学し、ハチミツ版ワイナリーや、バジリカータ州屈指のワイナリーを訪問。アマルフィーでは南イタリア唯一の魚醤ツアーなどを行います。
一般の観光旅行では決して味わう事のできないツアーになると思います。ただ今メンバーを募集中です。ご興味をもたれた方は上記のPDFファイルをご覧ください!
3月21日(土)代官山イータリーで、スローフード杉並のミーティングを店舗内をお借りして行いました。イータリーについてご存知ない方にここで少し説明しますね。トリノに本店を持つイータリー代官山は、トリノ、ミラノ、と続いて3店舗目、海外では初出店ですね。
イータリートリノが他のスーパーと違い話題になっているのは下記かなと思います。
・本店トリノでは旬の食材を旬の時期に販売する
・生産者からの直接買い付け
・食物を育てるのに必要な環境を守るという事からパッケージにもエコを採用
・おいしく、きれいで、正しいを基本理念として食事を味わう為の知識、エノガストロノミーを行っている。
・購入したワイン、チーズなどをグラスワインと一緒にイートインが可能
・最高の食材をプロの手によりレストランにて味わう事ができる
イータリートリノのホームページにあるマニフェストはこちらマニフェスト
日本語のホームページはこちらマニフェスト
ミーティング終了後に懇親会を行ったのですが、ご挨拶に現れた林社長を拝見してビックリ!なんと、あのイタリア食材とワインの第一人者林茂さんがそこにお立ちになってました。後で林さんの書かれた本にて確認をしたところ、ミラノではレストランの支配人のご経験もおありだったようで、なるほどと思いました。
パンナコッタブームを作ったり、グリッシーニを日本に輸入された方なんですよ。ご存知でした?思わぬところで、林さんにお会いする事ができてとてもラッキーな一日となりました。
イータリーでのミーティング 02
投稿日 2010年03月28日
カテゴリー イベント、集会等の内容報告, スローフード運動について, メンバーの近況 | イータリーでのミーティング 02 はコメントを受け付けていません
イータリーでのミーティング、誤消去した画像の復元ができました。ご覧下さい。
エノテカ(酒蔵)でミーティングなんて、初めてでした。ちょっと、オシャレでした。イータリーさん、ありがとうございました。
スローフードとわたし
投稿日 2010年03月27日
カテゴリー スローフード運動について, メンバーの近況, 私が考えるスローフード | コメント(2)
スローフーすぎなみTokyoの会員になりもうすぐ1年。高井瑞枝さんの出版記念会(「食の架け橋」)に参加し、そのまま入会。スローフードに感心はありましたから。
①誰でも感じていること。「このまま製造業主導型の経済成長を続けていけば、資源枯渇and/or温暖化による生態系破壊により多分あんがいはやく世の中アウトになるなあ」と。
②モノに依存した経済成長から、教育・医療・福祉・情報・芸術・農業(太陽エネルギー)による経済成長に向けて急いで舵を切らないとまにあわない。
③個人に何ができるのか?といって個人が問題を意識しないと始まらない。スローフードを守ることは食の多様性を守ること。食の多様性を守ることは生物の多様性を守ること。それは地球環境を間守ること。そしてそれにより我々が守られること。
⑤というようなところから、みなさんと新米ですが意見交換しながら行動に結びつけていけたらなと。
⑥自家用ジェット機を持ったり、スカイダイビングをして遊んだり、大排気量の高級自動車に乗ったり、大邸宅に住んだり、ご馳走を食べ残したり、・・・こんな風俗がエネルギー多消費・資源無駄遣いとしてバカにされる時代がもうすぐきそうな。
のらぼう菜
投稿日 2010年03月24日
カテゴリー メンバーの近況 | コメント(1)
立川市には農協の直売が3箇所あります。
近くを通ったときには必ず覗いてみるのですが、今の時期は端境期のため、いくつか北海道産の野菜も入れているようです。
そんな中から4点、玉ねぎ、のらぼう菜、キャベツ、にんじん、合計500円ほどでした。
やはり、直売は安い!!
真ん中がのらぼう菜です。
3月に入ってやっと売り場に並びだした旬の野菜です。
で、早速、夜ご飯に
のらぼうのおひたし、茎が太いのですが、煮れば芯もなくとても甘くておいしいです。
寒いなか育つと甘くなるのでしょうか?
友愛・・鳩山首相
投稿日 2010年03月24日
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「人類絶滅を望む宣言」?!
今年1月14日に鳩山首相がこのようなことをお話しされているとは今日(3月24日)まで知りませんでした。勝手ながらご参考になるかもと。産経ニュースより。首相発言を太字にしておきました。ハイ、その通りだと思います。面白い人です。
◎○☆□◇△▽◎○☆□◇△▽
①鳩山由紀夫首相は1月14日、首相官邸で開かれた温室効果ガスの25%削減に向けたイベントであいさつし、「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい自然に戻るんだという思いも分かる」と述べ、独特の世界観を披露した。
②首相は「いま1日100種類の命が失われている」と指摘し、生物多様性の重要性を強調。その上で「人間が存在しているからこそ、このような地球になっていることを謙虚に認めなければならない」「地球を襲っている人間という生物が犯している大きな誤りの1つが、地球の温暖化現象だ」と語った。
③これまでも「国益も大事だが、地球益も大変大事だ」「日本列島は日本人だけのものじゃない」などと“友愛発言”を繰り返してきた首相。イベントでもその精神を強調したかったようだが、さすがに「その結論(人間がいなくなる)はとりたくない」との言葉を補うことは忘れなかった
◎○☆□◇△▽◎○☆□◇△▽
「世界水の日(ワールド・ウォーター・デイ)2010」と「Tap Project」
投稿日 2010年03月23日
カテゴリー その他の話題 | コメント(2)
毎年3月22日は、国連が定めた「世界水の日(ワールド・ウォーター・デイ)」です。
今年も、昨日だったわけですが、日本ではほとんど知られていません。
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およそ11億人のひとが安全ではない飲料水資源に頼っていることは、依然、現実です。
したがいまして、「ワールド・ウォーター・デイ2010」のテーマは、「健康な世界のための清潔な水」のテーマのもと、水の質に対する注目を高めることを目標としています。
(Toshi-Shun訳)
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日本では、日照りで水不足になったりもしますが、まずほとんどの地域で水は当たり前のように手に入ります。
都会では特に、水道に蛇口をひねれば水が出てくる。
だから、水がこれからの世界において、確保するのに大変で、重要な投資や争奪の対象になると言われている、ということなどは実感としてピンときません。
しかし、ひとたび世界に出れば、何と言っても水道の生水が普通に飲める、ということ自体、奇跡に近い。
さらに、温暖湿潤で森林が多く、山あいの多い地形の日本では、地域地域にいい水があります。
これは、日本の強み、です。
実際、日本の水を確保する技術、汚水を清浄化したり、井戸を掘ったりというすぐれた技術は、海外でずいぶんと役立っているようです。
先日のスローフードすぎなみミーティングで、「日本発のスローフード」を、ということを話し合いましたが、食そのものではないものの食になくてはならない「水」は、「日本発のスローフード」に最適のテーマ、かもしれません。
日本では、「世界水の日(ワールド・ウォーター・デイ)2010」を受けて、通年で「TAP PROJECT(タップ・プロジェクト)」が動いています。
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TAP PROJECT 2010がはじまります。
この地球で生まれた5歳に満たない子どもたちの中で、5人に1人は、汚れた水しか飲むことができない環境で育っています。
今日も世界のどこかで、汚れた水と衛生環境が原因となって、3,800人もの子どもの未来が奪われています。下痢から脱水症状に陥り、命を落としている現実があるのです。
日本では蛇口をひねれば、当たり前のように出てくる清潔で安全な水、わたしたちが毎日飲んでいるコップ一杯の水で、世界の子どもたちを一人でも多く守れたら。
TAP PROJECTは世界中の子どもたちが「清潔で安全な水」を使えるよう、ユニセフの活動を支援するプロジェクトです。
2007年にニューヨークで始まり、世界各地で展開しています。
具体的には、国連が「世界水の日」と定める3月22日から3月28日までの一週間、このプロジェクトに参加するレストランにおいて提供された水に対して100円もしくはそれ以上の募金をお願いする活動を実施します。
例えば、100円あれば、一人の子どもが40日間、きれいな水を飲むことができます。
清潔で安全な水が手に入らない世界の子どもたちのために、日本でのTAP PROJECT 2010は、東京から名古屋、関西(大阪・京都・神戸)にエリアを拡大して展開します。
※一部、実施期間が異なるレストランがあります。
世界水の日とは
1992年12月、国連総会で毎年3月22日が「世界水の日」と定められました。「世界水の日」は、水資源の保全と開発について考えるための日であり、世界各国でこの国際的な課題について普及啓発するための会議やセミナー、展示会が開かれています。
3月のSFすぎなみミーティング行いました(@代官山イータリー)
投稿日 2010年03月21日
カテゴリー イベント、集会等の内容報告, スローフード運動について, メンバーの近況 | コメント(1)
昨日(3/20)晴れて気温も高い午後、代官山のイータリーは人出も多く、賑わっていました。
http://www.eataly.co.jp/daikanyama.html
そんななか、SFすぎなみのためにバールの一角を開けていただき、3月のミーティングを行いました。
3/6の奈良総会を受け、SFジャパンの体制が大きく変わることになりました。
全国を10のブロックに分け、各ブロックが単位となり、その総体としてのSFジャパンというかたちです。
各コンビビウムも、そのブロックを意識しながら、という活動になっていくでしょう。
しかし、基本となるのは、各コンビビウムが自分たちの活動をしっかりと腰を据えながらやっていくことにほかなりません。
SFすぎなみがこれから何を目指すのか—-。
そのために、まずは各メンバーが「スローフード運動」とは何か、生物多様性とは何かをきっちり一人ひとりが自分の言葉で話せるよう勉強会を開こう、ということになりました。
そして、それらをしっかりインプットした上で、「日本発のスローフード」を世界に発信していこう、ということになりました。
なぜ「日本発」か。
イタリアから起こり、世界に広まったスローフード運動ですが、「味の箱舟」の言葉一つとってみても、西洋キリスト教的な考えを背景に持っている点が否めません。
また、「生物多様性を“守る”」、「小生産者を“守る”」という言葉が、美しい反面で、東洋的な価値観と実は少しそぐわないのではないか。
西洋キリスト教では、人間は人間であって、他の動物や植物や、生命とは違うものとしてとらえる。
だからこそ“守る”という価値観が出てくるのです。
一方で、東洋の特に仏教の考え方では、人間と動物や植物や他の生命との境界はないのです。
生命は輪廻して、人間も動物や他の生命体になるかもしれない。
そこから、“命をいただく”という価値観も出てくる。
また、日本、東アジアの気候風土は温暖湿潤であり、自然災害も多く、これらの自然と闘うのではなく“共生”するものとして、そこから“生かされる”という考えになってくる。
一方、西洋では、自然は征服するもの、コントロールするもの、という考え方があるのではないか。
これら、大きく違った価値観、気候風土、自然観、そこから生まれた食文化を背景に持つ私たち日本人が、そのまま西洋的価値観を移植しようとするから、どこかぎくしゃくしてしまうのではないか。
考えてみれば、西洋諸国に混じって国内オフィスを持つのはアジア、アフリカ、南米等を見ても日本だけなのです。
ですから、これらの根本的違いをきちんと意識しながら、スローフードが伝えようとしていることを日本、東洋の価値観で咀嚼していく。
そこで浮き彫りになる根本的な違いを、きちんとイタリアはじめ西洋に伝えていく。
それが、逆に、世界的運動であるスローフードに新たな可能性を加えていくことにもなるでしょう。
こうして初めて、日本がスローフード運動に関わることの意義もまた見えてくるように思います。
そこから始めていく。
それを確認したミーティングでした。
そして、今回、場所を提供していただいた代官山イータリーやイタリア文化会館などとの協力関係を具体的に構築していくなどのスキームを、今後、組み立てていくことになります。
次回、4月のミーティング勉強会は、4月17日(土)の午後2時30分~5時30分にすることが決まりました。
場所は、イタリア文化会館が借りられそうでしたら、九段下イタリア文化会館にて。
難しそうなら、杉並区内の会議室にて行います。
クロマグロ禁輸否決・・・遠洋漁業と、“G8”の一員であることと
投稿日 2010年03月20日
カテゴリー フォーラム, 食に関する話題 | クロマグロ禁輸否決・・・遠洋漁業と、“G8”の一員であることと はコメントを受け付けていません
ワシントン条約の締約国会議で、懸案の大西洋クロマグロ禁輸案が否決されたのは、とりあえず日本の庶民の食卓にとっては、朗報といえるでしょう。
しかし、海洋資源を世界の海に出かけていって獲りまくる、という行動に対しては、今後も風当たりが強まるように思えます。
ここへきて、連日注目されているのが、“近大マグロの完全養殖”。
http://www.flku.jp/aquaculture/tuna/index.html
昨年訪問してきた長崎県対馬でも「トロの華」のブランドでマグロ養殖を行っていますが、これは“畜養”ですね。
畜養については、結局は天然資源を獲ってきて育てる、莫大な量のえさをその間必要とする、そのための環境や生態系への影響を懸念する声も聞かれます。
http://www.maguro-jp.com/fishing/culture/
では、完全養殖ならいいかといえば、やはり意図的にというか、狭いところにいるので結果的にというべきか、トロの部分を増やしながら養殖する、というのがちょっと気になります。
これはしかし、消費者の側の問題かもしれません。
幕内秀夫さんが言うように、消費者が「美味しい」と言うとき、必ず「甘い」「やわらかい」が背景にある、逆に言えば「甘く」「やわらかく」することが売れる決め手となって、そういう食品ばかりが開発され、味覚や噛むことの衰えが指摘されています。
かといって、天然クロマグロをえんえんと大西洋まで出かけていって獲る、そこに費やされるガソリンとCO2、そして他国への配慮を考えると、大差で今回否決されたとはいえ、この際、日本人として反省すべき点もあるかもしれません。
さて、今回、禁輸“賛成”に回ったのは欧米諸国が中心。
これは、G8メンバーと、ほぼ重なります。
G8メンバーは、日本、ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国、フランス、イタリア、カナダ、ロシア。
日本は、欧米諸国に交じって、唯一アジアでG8のメンバー。
これが、ある種の日本人の潜在的誇りであるように思えます。
しかし、同時に禁輸“賛成”国のほとんどが、リーマンショック後の「金融危機」であえいでいる国。
新興国を入れたG20でないと、現在の経済的勢力図を反映していないのは明白です。
日本も、G8–欧米諸国の一員であることをいつまでも誇りに思っていると、「金融危機」であえいでいる国々と一緒に沈んでいってしまうのでは?—-なんて言うと、言い過ぎでしょうか。
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極秘リビア説得工作が奏功…クロマグロ禁輸否決
3月20日1時29分配信 読売新聞
大西洋クロマグロの禁輸が最大のテーマとなったワシントン条約の締約国会議は、予想外の大差でモナコや欧州連合(EU)の禁輸提案を否決し、「ドーハの悲劇」は回避された。
予想外の日本圧勝の裏には、途上国を中心に欧米主導の禁輸案への反発のうねりと、日本政府の周到な準備があった。
◆極秘訪問
否決の流れを作ったのはリビアだった。18日の第1委員会では、リビアの代表が同国の最高指導者カダフィ氏ばりに、「(マグロの国際取引禁止は)先進国による陰謀だ!」と声高に主張し、途上国の反欧米の心情に訴えた。さらに、議論の打ち切りと即時採決を提案し、急転直下、否決へとつながった。
実は今年2月末、水産庁の宮原正典審議官が極秘裏にリビアを訪問し、締約国会議でのクロマグロ禁輸反対に支持を求めていた。日本の説得工作で、当初関心が低かったリビアから、最終的には「日本支持」の言質を引き出すのに成功した。
国際会議では途上国と先進国の対立がしばしば表面化する。いつもは途上国と利害を異にする日本が周到な準備を進め、今回はうまく途上国の欧米主導に対する不満をすくい上げ、“反欧米”と言えるうねりを引き出せたことが、大事な局面で奏功した。
◆中・韓とも連携
今回の会議では、サメ類の商業取引を制限する案も提案されている。中国が、漁業規制の波がクロマグロからサメ類などに飛び火し、フカヒレなどの貴重な食材の確保に影響が出ることを懸念し、日本と共同歩調をとった点も大きい。
委員会採決で、漁業国のアイスランドが秘密投票を求め、認められたことも日本にとっては有利に働いた。禁輸反対派のアイスランドはEUへの加盟交渉中だ。
新興国や中国、韓国との連携や、欧州内の足並みの乱れを確認し、事前の劣勢との見方が一変。日本政府は次第に否決に自信を深めていた。
「いまなら勝てそうです」
赤松農相のもとに、17日、ドーハの町田勝弘水産庁長官から電話報告が入ると、赤松農相は「勝てるなら一気呵成(かせい)にやろう」と、即日採決で否決に持ち込もうとするアラブ諸国に乗る腹を固めた。
「モナコ大敗」。農林水産省内の対策室に、マグロ禁輸案否決を伝える現地・ドーハから電話が鳴ったのは、マグロ禁輸の議論初日の18日深夜だった。
(ドーハ 是枝智、実森出、カイロ 福島利之)
最終更新:3月20日1時29分
甲州街道に拡がるとうがらし
投稿日 2010年03月19日
カテゴリー その他の話題, 内藤とうがらし | 甲州街道に拡がるとうがらし はコメントを受け付けていません
先日、FMたちかわの「東京ウェッサイ」に、スローフード江戸東京の成田さんにご出演いただき、内藤とうがらしプロジェクトについてお話しいただきました。
番組の内容は↓のページで聞けます。
http://www.tokyowestside.jp/channel/partner/guest/narita-shigeyuki/
成田さんに出演いただく前に、下調べで八王子と日野のとうがらし地蔵を訪ねました。
その際にとった写真をアップします。(写真はダブルクリックで大きくなります。)
八王子駅北口甲州街道北側にある禅東院のとうがらし地蔵
日野駅近く甲州街道北側のとうがらし地蔵
内藤新宿と日野、八王子が甲州街道で結ばれており、ともに品種が八房。
江戸時代は徒歩でとうがらしを運んでいたんでしょうね。
2ヶ所のお地蔵様からそんな歴史のかけらを感じました。
「食文化伝承の現代的な意義」(スローフード岩手・茂木さんのレポート2007年より)
投稿日 2010年03月18日
カテゴリー フォーラム, 食に関する話題 | 「食文化伝承の現代的な意義」(スローフード岩手・茂木さんのレポート2007年より) はコメントを受け付けていません
3年前に、スローフード岩手の茂木さんがレポートしてくれた勉強会のレビューが妙に印象に残っています。
今年は、国連が定めた「生物多様性年」です。
http://www.cbd.int/2010/welcome/
失われていくのは、動植物種だけではありません。
伝統、文化も放っておけば伝承されなくなっていきます。
それが果たして何を意味するのか・・・・考えさせられます。
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スローフード岩手・茂木さんのレポート2007年より
印象に残ったこと
1.講師のお話から
「食文化伝承の現代的な意義」
食文化伝承の意義は、単に昔の食を懐かしむことではない。風土と先人の知恵が一体化した地域固有の食文化の基底には、神々や先祖、家族に 対する人々の祈りや願い・感謝そして愛がある。
食は、命を育むだけでなく、心と絆を育む。心と絆を育むための食のあり方は、
①家族で協力して食卓作り
②家族揃っての食事、
が欠かせない。
現代は飽食の時代であり、流通や冷蔵技術の発達から、保存食の必要性は薄れている。
しかし、食糧・エネルギーの多くを外国に依存するなかでの飽食であり、紛争や温暖化・異常気象の影響等により、食料不足の時代が来る可能性もある。
もし先祖代々受け継いできた食糧保存・調理(お腹を満たすと共に、限られた食材で美味しく食べるための知恵も)を私達の世代が放棄してしまえば、将来の世代を見殺してしまうことになりかねない。
飽食の時代にあればこそ、食の大切さを認識し、伝統の技術を受け継いでいかなくてはならない。
2.“シゲばあ”のお話から
昔から節句には5つのお膳を用意した。
・神様 ・仏様 ・大黒柱 ・井戸 ・厠
そして、神様用はその家の家長が、仏様用はおばあさんが、大黒柱用は長男が、井戸用はお嫁さんが食べた。厠用のお膳は桐の葉で、お皿は桑の葉、節句が終わると半紙で包み、川に流した。
常に冷害・飢饉の恐れがある岩手では、いかに食べ物を確保するかが重要であり、保存できるものは何でも保存した。また、食べ物を粗末にすることなど考えられない時代であった。
嫁は毎日家の雑巾がけをするが、床を磨くだけでなく、食べ物がこぼれていないが探すことも大事な仕事で、こぼれたひえ飯のひえ一粒でも粗末にしてはならなかった。
何事においても「もったいない」の気持ちがあり、81歳になる今でも、その気持ちを失ってはいない。
3.参加者の意見をまとめると…
昔とは家族のあり方が変化し、家庭の中で食文化を伝えることが難しくなっている。
しかし、コミュニティの中で受け継いでいくことは可能。
岩手の山村には高齢者が多く、様々な知識や技術・知恵が蓄えられている。
それらを引き出し、交流を通じて伝えていくことがスローフード岩手にできる役割ではないか。
立川市民農園
投稿日 2010年03月17日
カテゴリー メンバーの近況, 農林漁業の話題 | コメント(2)
立川では3月1日から今期の体験農園や市民農園が始まり、暖かかった先週末あたりからウチの近所の市民農園でも作業が始まったようです。
立川市には柴崎町と幸町に合計382区画の市民農園があります。
立川駅南口から徒歩15分の住宅地にあるこの農園も100区画もあります。
この農園の脇には玉川上水の柴崎分水という農業用水路があり、農園利用者が水やりをするのにも使われています。
区画ごとにトンネルをつくる方もいれば、露地でやる方もいたり、化学肥料が撒いてある区画もあります。それぞれに個性があって眺めているだけの私としては面白いのですが、露地で植えた苗を小鳥がつついているのは大丈夫なのでしょうか(^^;)
今夜の肴
投稿日 2010年03月15日
カテゴリー その他の話題, メンバーの近況 | コメント(1)
ぼくは、自宅で夜を過ごすときは、たいてい、自分で酒の肴を作ります(自宅で仕事することが多いぼくに比べ、出版関係の妻は、帰宅がほとんど午後10時過ぎです)。今夜は「オッ!」と思うほど安かったので、天然物のヒラメのエンガワと、シタキリ(青柳)です。ヒラメもシタキリも、この季節が旬です。
ただいま、満喫中・・・・・。
今後、ヒンシュクをかわない程度に、肴をUPしてゆきます。
農業政策が変わる!?
投稿日 2010年03月14日
カテゴリー 国内ニュース, 農林漁業の話題 | コメント(1)
3月6日の奈良大会に出席する前夜、共同通信の速報をチェックしていたら、こんな記事がありました。
以下に、コピペしておきます。大規模化の転換は、スローフードの理念には沿っていることだと思うのですが・・・・・・
(*赤字は引用者) ↑山の間の田。佐賀県三瀬村の風景
政府、農協経由見直しを明記
農業基本計画素案
政府が今月中に改定する食料・農業・農村基本計画の素案が5日、判明した。これまでの農協を経由する政策の大幅見直しを明記。農家自身による取り組みを重視し、農家への直接支援に切り替える「農政大転換」を掲げた。農業の大規模化路線は転換し、小規模を含めた多様な農家の育成に力を入れる。
政権交代を受け、民主党色の強い計画。農協や農協とつながりの深い農家の反発が予想されるほか、大規模化の見直しは国際競争力の向上につながらないという批判も出そうだ。
素案はこれまでの農業政策について、農業団体経由では、団体とかかわりが薄い農家への効果が限定的だったと指摘。「可能な限り施策対象に直接作用するものに改善する」として、戸別所得補償制度の導入を後押ししている。
今後は「意欲のある者が主体性と創意工夫を発揮することを促す『個々の取り組みを大切にする施策』に転換する」とした。
現計画が一定規模以上の農家への農地集積を掲げたのに対し、新計画は「意欲ある多様な農業者を育成する」として、路線転換を明確にした。
立川市農業ウド
投稿日 2010年03月13日
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立川市農業
スクラップからの記事です。
ウド地下栽培
1.東京都の立川市・国分寺市・武蔵野市などの北多摩地域には江戸時代から、地下に
掘った穴蔵でウドを栽培する独特な技術が伝わっている。
2.日光を一切当てず栽培した純白なウドは「東京ウド」として、市場評価は高い。高
橋正直さん(72)は立川市で2代にわたってウドを作る。息子正士さん(36)。
3.穴蔵=奥行き8メートル・幅4メートル・高さ1.5メートルの室で栽培する。入
口は垂直から斜面。運搬が楽。内部の壁に波板を当て鉄柱で補強。
奈良大会、行ってきました
投稿日 2010年03月10日
カテゴリー イベント、集会等の内容報告, スローフード運動について, フォーラム, メンバーの近況 | 奈良大会、行ってきました はコメントを受け付けていません
↑会場の「新公会堂」能舞台の壇上に立つ、新・旧理事たち
3月6日に奈良市の「新公会堂」で開かれたスローフードジャパン第7回(NPOになってから3回目)全国大会に参加しました。
既報の通り、2月20日のリーダーズ会議で、若生会長は辞任を表明しました。
それに伴って新設された「東京・神奈川ブロック」の理事に、2月27日のSFすぎなみの総会で了承され、新理事に立候補した佐々木代表の就任は、大会でも了承されました。
これまでの若生会長・萱場事務局長・理事・監事は、新体制に移行するための暫定的な措置として、一年間の期限付きで役職を継続します。
会議の内容は、できるだけ早くSFすぎなみのMLで流す予定です。
しばし、お待ちを。
(by Batten)
携帯から投稿
投稿日 2010年03月07日
カテゴリー メンバーの近況 | 携帯から投稿 はコメントを受け付けていません
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スローフード立川ツアー 4月24日(土)
投稿日 2010年03月04日
カテゴリー イベント告知, 食育・味覚教育の話題 | コメント(2)
この度、スローフードすぎなみTOKYO・東京ウェッサイ共催「スローフード立川ツアー」
を企画いたしました。
立川は、近年駅前の再開発が進み、中央線新宿以西で乗降客数が吉祥寺、八王子
を抜いてトップとなってます。立川駅周辺の商業化が進む一方、立川市北部の砂川
地区は農業が盛んで、若くて元気な農家さんがたくさんいらっしゃいます。
このツアーを通して消費地と生産地の二つの顔を持つ立川の魅力を体感して頂け
たらと思います。
尚、午前中に集合、解散が午後7時半頃と長時間になってしまうので前後半二部制
といたしました。可能な範囲で皆さまにご参加いただけたらと思います。
日 時 4月24日土曜日
内 容
前 半 11時JR立川駅集合
多摩都市モノレールで移動
スマイル農園 http://smilenouen.web.fc2.com/index.html
フードマイレージゼロを目指す農園主豊泉裕さんのご案内で
農園見学・収穫体験・調理講習をし、昼食。
食べ残し持ち帰り隊インタビュー
結婚式場における宴会料理の食べ残しの現状や対策などを
支配人にインタビュー。
前半終了(16時頃)立川バスで移動(前半のみの方は同バスで立川駅へ)
後 半 高松町シネマ通り 東京ウェッサイがシャッター商店街の再活用を目指し
活動する現場を見学。
立川駅から南武線で西国立駅へ移動
ビール工場ファクトリーカミカゼ http://r.gnavi.co.jp/e648800/
立川の地ビールを、ビールの醸造タンクを眺めながら満喫。
(2時間飲み放題・食事付き)
現地解散(19時半頃)
参加費 スローフード会員 6800円(交通費別)(前半のみ参加の場合3000円)
一般参加者 7500円(交通費別)(前半のみ参加の場合3500円)
(交通費は公共交通機関を使い510円、前半のみだと380円の予定です。)
定 員 20名程度
参加申込 メールでお願いします。前半のみご参加の方はその旨お書き添え下さい。
申込アドレス XLK03572@nifty.ne.jp
※不確定な箇所がありますので、変更が出た場合はご了承下さい。
スローフードすぎなみTOKYO http://slowfood.smile.tc/
東京ウェッサイ(東京の西側から街をハッピーにしたいと活動する団体。
FMたちかわで金曜日19時から自主制作番組放送中。)
http://www.tokyowestside.jp/
カルロ・ペトリーニ会長インタビュー (グリーンTVジャパン)
投稿日 2010年03月04日
カテゴリー スローフード運動について | カルロ・ペトリーニ会長インタビュー (グリーンTVジャパン) はコメントを受け付けていません
スローフード~持続可能な食文化
http://www.japangreen.tv/life/#/000651
皆さんは、「スローフード」という言葉をご存知ですか?
現代、とりわけ先進国では、ファーストフードの拡大による「食の画一化」が進み、大量生産、大量流通、さらに食品添加物や遺伝子組換え食品など、従来の食文化とは全く異なる波が押し寄せています。これは、せわしない現代社会を象徴するような傾向です。
しかし、こうした食文化に危機感や不安を感じる人が近年増加してきました。そうした背景のもとイタリアで立ち上がったのが「スローフード運動」です。これは、’バラエティ豊かな地域の食を再発見し、これを愉しみながら、人が豊かに、そして平和に生きていくうえで欠かすことのできない「食の喜び」を取り戻そうという運動です。’日本でも最近少しずつ浸透し始めたこの概念は、もともと多様な風土にそれぞれの食生活、嗜好、気候に適した豊富な食材、調理法を有する日本の食文化に繋がるものがあると思います。
今回グリーンTVは、スローフード協会創設者であり現会長でもあるカルロ・ペトリーニ氏に取材をさせて頂きました。ペトリーニ氏は1949年にイタリアで生まれ、89年に北イタリアの小さな町ブラで現在のスローフード国際協会を設立しました。それ以後、世界初の食科学大学の創設や「テッラ・マードレ(世界生産者会議)」などで活動を続けています。
本インタビューでは、ペトリーニ会長より「食と生物多様性の関係」や「食生活の持続可能性と地域の重要性」、さらに日本の消費者へのメッセージを頂きました。
日本では、スーパーに食物が並んでいるのが当たり前で世界中の食物が簡単に手にはいります。しかし、世界を見てみると飢餓に苦しみ、その日の食べ物のを手にれるのに必死になっている人々がたくさんいるのです。世界人口を養えるだけの食糧が生産されているにも関わらず、こうした現状がある原因は、食料の偏りと先進国による多量な食べ物の廃棄にあります。とりわけ日本では年間1900万トンの食料が廃棄されており、そのうちの500万トン~900万トンが、まだ食べられる状態で廃棄されています。このような現状を皆さんはどう思われますか?
「スローフード」の概念は、こうした食の乱れを見直し、日本の本来の食文化を再認識することで、豊かな食文化を取り戻すだけでなく世界の食の問題を解決していく糸口に繋がっていくのではないでしょうか?
執筆:Green TV大瀧
『スローフードの奇跡』(カルロ・ペトリーニ著、石田雅芳訳)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10371121022.html
2009年のスローフードすぎなみの活動報告
投稿日 2010年03月02日
カテゴリー メンバーの近況 | 2009年のスローフードすぎなみの活動報告 はコメントを受け付けていません
3月6日(土)に、スローフードジャパンの会員総会が奈良で開かれます。
それにあたって、各支部の昨年の活動報告を提出するのですが、SFすぎなみは昨年、こんな活動をしたことをまとめました。
2009年 1月24日 「親子で見つけよう! ほんとうの味」vol.11
「ユニーク巻き寿司と里芋ミルクスープ作り」
講師:黒瀬佐紀さん(SFすぎなみメンバー)、杉並区立杉並第四小家庭科室にて、スローフードUSA事務局との協働作業「イースト・ハーレムの子供たちとのメッセージカードとレシピ交換」 参加者 総勢40名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10197589989.html
2月7日 大分県竹田市の「食育ネット」メンバーとの懇親会 @お茶の水
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10204239929.html
2月23日 杉並精肉協会にて講演「スローフードと現代の食」 参加者32名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10213669257.html
2月28日 SFすぎなみ会員総会+懇親会 @ぷあん(西荻窪)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10216380735.html
3月7日 SFジャパン会員総会参加 @山形県庄内
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10220923346.html
4月12日 山形の山菜イタリアン料理教室(講師:遠藤初子さん[SF山形])
@四谷区民センター 参加者 20名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10242113794.html
4月18日 江戸前寿司と日本酒を愉しむ会 @日本橋 参加者 20名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10245088619.html
5月9日 高井瑞枝さん著書『食の架け橋~一人旅一食一会』出版記念パーティ主催
@日本橋 参加者50名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10260505953.html
5月10日 対馬の郷土食と産品のプレゼン勉強会 @阿佐ヶ谷
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10258692612.html
6月6日 スローフード・ハワイメンバーとの交流・懇親会 @高円寺
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10275670393.html
6月20日 「手作りソーセージの会」(講師:穴田光弘さん[SF岩手])
@四谷区民センター 参加者 35名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10284508929.html
8月2日 スローフード秦野メンバーとの懇親・交流食事会 @ブルーベリーガーデン旭
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10312244570.html
8月23日 秋田の4種類の日本酒テイスティング・ゲーム@西荻窪
(SFフレンズ帯広、秋田、すぎなみ、長崎、沖縄の協働作業)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10327218825.html
8月30日 ハンガリー料理教室(講師:モルドヴァン・ヴィクトールさん[ハンガリー大使館]) @高井戸地域区民センター 参加者30名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10332190195.html
9月25日 スローフード富山メンバーとの交流会 @富山市
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10350727006.html
10月11日-12日「第3回東京都食育フェア」ブース出展 来場者約2万人
(5種類の出汁あてクイズ、対馬産どんこ椎茸、西伊豆の鰹節等販売)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10362649091.html
10月16日~18日 第5回「日本の採れたて市 Mid-Market」ブースアテンド(山形、沖縄)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10367263015.html
10月21日 カルロ・ペトリーニ会長『スローフードの奇跡』出版記念講演会アテンド @イタリア文化会館
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10371121022.html
10月25日 第2回ハンガリー料理教室(講師:モルドヴァン・ヴィクトールさん[ハンガリー大使館]) @高井戸地域区民センター 参加者25名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10373356962.html
11月29日~12月1日 長崎県対馬市慰問旅行会
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10399958343.html
12月6日 テッラ・マードレ・デー参加イベント「生物多様性を学び、味わう手作り忘年会」 @四谷区民センター 参加者 延べ50名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10405289342.html
12月13日 第3回ハンガリー料理教室—栃木産小麦粉使用「チーズスコーン」作り(講師:モルドヴァン・ヴィクトールさん[ハンガリー大使館]) @井草地域区民センター 参加者20名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10410539750.html
12月15日 「スローフードと都市農業」 杉並区立松渓中学校二年生特別授業
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10412464397.html
スローフードとは?
投稿日 2010年03月02日
カテゴリー スローフード運動について | スローフードとは? はコメントを受け付けていません
スローフードは、非営利の、エコガストロノミーを提唱する1989年に設立された会員組織です。
ファストフードとファストライフ、ローカルな食の伝統が消えてゆくこと、人々が口にする食べ物に対して薄れていく関心、またそれらがどこから来ているのか、どんな味がするのか、私たちが選んで食べている食べ物が他の世界にどんな影響を及ぼしているのか、をテーマ目標としています。
そのために、スローフードは喜びと責任感の両方を、分ちがたいものとしています。
今日、132カ国で100,000人以上のメンバーがいます。
その他の話題
投稿日 2010年03月02日
カテゴリー その他の話題 | その他の話題 はコメントを受け付けていません
カテゴリに属さない話題など・・・
このブログへのご要望・ご意見などもこちらにどうぞ。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=_zGzVZMFa60]
「子供たちに学校で食べるに値する食を」~スローフードUSAのキャンペーン
投稿日 2010年03月02日
カテゴリー 海外情報 | 「子供たちに学校で食べるに値する食を」~スローフードUSAのキャンペーン はコメントを受け付けていません
スローフードUSAのメルマガを翻訳紹介してみます。
「子供の滋養法」(The Child Nutrition Act (CNA))は、1966年10月11日に制定され、全米スクール・ランチ・プログラムのほか、スペシャル・ミルク・プログラム、スクール・ブレックファスト・プログラムなどがさらにそのなかにあるようです。
Child Nutrition Act
http://en.wikipedia.org/wiki/Child_Nutrition_Act
これらもきちんと紹介しないと、スローフードUSAが何を目指そうとしているのかが伝わりにくいかとは思いますが、現行の「子供の滋養法」のもとで、学校のなかにファストフード店が入り込んじゃったりという事態を起こしている、という意味では、制度疲労を起こしているのでしょう。
ここをどう変えていくかで、事態は大きく動きそうです。
オバマ大統領の旗色が徐々に怪しくなりつつあるいまですが、スローフードUSAは彼やミシェル夫人が政権にいる間に、「子供たちに学校で食べるに値する食を」のキャンペーンを、「子供の滋養法」の改訂を通じて実現させるべく全米の支部に呼びかけて運動の質と量を高めているところです。
——————————————–
親愛なる皆様
3100万人以上の子供たちが、全米のスクール・ランチ・プログラムに参加しています。
子供たちの多くは、1日に摂取するカロリーの半分を学校で消費します。
学校で本当の食べ物が出されるよう援助することは、子供の肥満を抑える最も有力な方法であるかもしれません。しかし、議会が来たる子供滋養法において、より健康的な食物に取り掛からない限り、そうはなりえません。
学校が本当の食べ物を出すのを援助するために、地元の議員にEメールを送ってもらえませんか?
アメリカのフードシステムの大きな問題があって、それが市民が声を上げることでのみ解決し得る場合、組織としてスローフードはポリシーに関与します。
子供たちにいい食べ物を選ぶことを教えるには、両親、学校、非営利団体、民間組織と政府からの貢献を必要とします。
しかし、とても重要なステップは、全米のスクール・ランチ・プログラムが、これらの人や組織の努力を台無しにすることなく、その代わりに子供たちが有能で生産的な大人になるために必要な健康的な食べ物を提供するのを確かなものにすることです。
今週の議会の召集にあたり、USDA(連邦農政局)長官のヴィルサックは、
「市民がより健康的な食べ物を地元の学校に入れるためにすることができる最も重要なことは、議会に強力な子供滋養法を可決するよう主張することである」
と言いました。
「この問題は幅広い一般の支持を得ている」と、ヴィルサックは言います。
けれども、これは全国のマスコミで見かけられません。ですから、われわれは議会がメッセージを受理したことを確認する必要があります。
ここで皆さんの出番です。ミシェル・オバマが担当しているわけですから、議会は今月、子供の滋養法の更新を手がけることになります。
議員が地元に戻って市民からの支持を聞けば、彼らはより健康的な食べ物に取りかかり、栄養の標準を強化し、学校でローカルなものを買って、ゼロから食事を料理する機会を得ることになります。
ですので、本日ただいま、地元の議員にEメールを送るちょっとの時間を見つけてください。
ありがとうございます、
スローフードUSA
アドヴォカシー・マネジャー
ゴードン・ジェンキンズ
(Toshi-Shun訳)
食育・味覚教育の話題はこちらへ
投稿日 2010年03月02日
カテゴリー 食育・味覚教育の話題 | 食育・味覚教育の話題はこちらへ はコメントを受け付けていません
食育などに関する話題はこちらにどうぞ
投稿日 2010年03月01日
カテゴリー 私が考えるスローフード | はコメントを受け付けていません