ピエモンテ州
投稿日 2011年02月28日
カテゴリー その他の話題
春の気配が感じられる近頃ですが、まだまだ寒い日も続いてますね。
そんな寒い日にはこってりとした料理が良くあいます。
私が通っているイタリア料理教室でも、ここ数ヶ月は生クリーム系の料理ばかりいただいています。
先日フランスからビジネス旅行で帰国した友人、とても疲れているはずなのになずか肌はつやつや。理由は毎日いやという程チーズ料理を食べさせられたから、らしいです。
「つやつやしているのではなく、脂ぎっているのよ!」との事でした。
寒い季節には北イタリア料理。北イタリアといえばカルロ・ペトリーニ会長の生まれ故郷、そしてスローフード発祥の地、ピエモンテ州があります。
ここでピエモンテ州の説明を少し。
ピエモンテの州都は皆さんご存知のトリノです。
北イタリアにはパダノ=ヴェネタ平野というのがあって、イタリア東西に長~く延びる平野で、肥沃な土地と水と交通の便からお米の産地としても有名です。リゾットってありますよね。北イタリアで良く食べられますが、南イタリア人はあまり食べないらしいです。
ゴルゴンゾーラチーズなんかも有名で、しかもガルダ湖より上はオリーブオイルがあまりとれないので、北イタリアのパスタ料理は生クリーム系が多くなります。
後はフランスとの国境があるので、ワインも有名。
イタリアを代表するワイン、バローロやバルバレスコなどの銘柄がそろう土地です。
そんな肥沃で素敵な土地からスローフード運動が発祥したというのも納得がいくことかなと思います。
生野菜を切って、オリーブオイルとアンチョビにんにくのソースでいただく バーニャカウダーもピエモンテの冬の家庭料理です。
土鍋をかけて暖めたソースにつけていただきます。
地元でとれるものを、その土地の風土にあった食べ方でいただくのって素敵ですね!
日本でも冬しか手にはいらないもの、たくさんいただきたいと思ってます。
(HPにも遊びに来てください。)