イタリアのプレシディオ野菜、 カルド・コッボをバーニャカウダで味わう
投稿日 2013年02月13日
スローフードは、社会の変化によって消滅してしまう可能性がある食品・食材をArk of Taste(味の箱舟・アルカ)としてリスト・アップしています。 さらに、アルカより厳格な条件を満たした世界中の365品目(2012年8月現在)を、Presidia(味の砦・プレシディオ)に指定して保護に努めています。プレシディオのひとつに登録されているのが、イタリア・アスティ市郊外で採れるカルド・コッボという葉野菜です。そのカルド・コッボを、生産者のボンジョバンニさんが私たちへ個人的に送ってくださいました。
そこで、スローフードジャパン東京/神奈川ブロックと貴重な食品・食材のリストアップを進めるArk(味の箱舟)委員会のメンバーは、ボンジョバンニさんのカルド・コッボをバーニャカウダで食べる会を開きました。人と人のつながりがあれば、スローフードが掲げる国際性は組織に頼らなくてもこんな形で実現できます。スローフードを生むのは、人間とその魅力です。
ボンジョバンニさんが住むニッツァ・モンフェラット村へは、イタリア北部の都市トリノから車で約1時間。じつは、昨年10月トリノで開かれたスローフードの国際的なイベント「テッラ・マードレ&サローネ・デル・グスト」に参加したArk(味の箱舟)委員会のメンバーは、プレシディオ(味の砦)の生産現場を見学するためにニッツァ・モンフェッラット村を訪れたのです。ボンジョバンニさんが生まれた約70年前、カルド・コッポは市場で人気があり、ボンジョバンニさんは「私はカルド・コッボの間から生まれたんです」と、笑いました。
カルド・コッボは、茎を軟白化(柔らかく)させた葉野菜です(↑写真上)。日本にも、同じように茎を柔らかくさせる葉野菜があります。Ark(味の箱舟)に登録されている山形県の「雪菜」です。雪菜の場合は雪の中に寝かせて茎を柔らかくしますが、イタリアのカルド・コッボは土に寝かせます。ところが、カルド・コッボが売れるようになると充分に軟白化させない物が出荷されるようになり、味の評判が落ちて売れなくなりました。伝統的な方法で作り続けるボンジョバンニさんのカルド・コッボが、テレビの番組で放映されて売れるようになったのは10年ほど前からです。そして、ローマやナポリのレストランから注文が来るようになりました。ボンジョバンニさんが一人で守ったカルド・コッボは2006年にプレシディオ(味の砦)に認定され、彼はスローフードの名誉会員証をうれしそうに見せてくださいました。カルド・コッボは、まるでセロリのようです。トリノ近郊に住む人の協力で日本に来たボンジョバンニさんのカルド・コッボは、まず茎を分けて筋を取り、収穫してから時間がたつと生まれるエグ味を、レモン水に浸して取りました。
スローフードのプレシディオ(味の砦)に日本で唯一登録されているのは、長崎県の「雲仙こぶ高菜」です(↑写真上右)。その「雲仙こぶ高菜」を、雲仙市で伝統野菜を栽培している岩崎さん(スローフード長崎会長・↑写真上左)が送ってくださいました。岩崎さんは「雲仙こぶ高菜」だけではなく、カルド・コッボと一緒にバーニャカウダで食べる「女山大根」「長崎赤蕪」なども送ってくださいました。地域に伝統的な食品・食材を維持・復活させるのが、Ark(味の箱舟)の目的です。そこで、カルド・コッボの生産地直伝レシピで作るバーニャカウダには、日本で最初にArk(味の箱舟)にリストアップされたもののひとつ「エタリの塩辛」を使いました(↓写真下の下段)。本場のバーニャカウダには、オイル漬けのアンチョビ(カタクチイワシ)ではなく塩漬けのアンチョビが使われますから、「エタリの塩辛」は最適です。さらに、ワインはメンバーの一人がイタリアで手に入れたバローロ、バルバレスコ。バローロは1980年代品質が悪化し、スローフード運動が生まれるきっかけになったワインです。
使われた食品・食材が、ほとんどスローフードに関わるもので開かれたこの日のカルド・コッボの試食会は、スローフード的に考えると夢のように豪華な宴でした。会場が個人の住宅だったため参加人数を制限せざるえませんでしたが、集まったのはスローフードすぎなみTOKYOをはじめ、スローフード東京・東京Bay・横浜など東京/神奈川ブロックの4つの支部(コンビビウム)のメンバーと関係者。まさに、スローフードを支えるのは、会議ではなく人と人のつながりなが生む喜びであることを実感できた一夜でした。スローフードは、食べる喜びから社会や経済を変えてゆく運動です。
ボンジョバンニさん、岩崎さん、ありがとうございました。
現地直伝レシピ : 塩漬けアンチョビで作るバーニャカウダ
by 黒川陽子 / Ark(味の箱舟)委員長
材料:
塩漬けアンチョビ(カタクチイワシ *オイル漬けではない)、ワインビネガー適量、オリーブオイル200g(リグーリア州タジャスカ種のものが好ましい)、ニンニク5片、牛乳適量、酢小さじ1/2(一人あたり)、唐辛子適量(隠し味)、バター小さじ1 (一人あたり)
作り方:
①塩漬けにしたアンチョビを、ワインビネガーに30~40分漬け込み、塩抜きをする。
②アンチョビを3枚におろして水気を切り、内臓を取り除く。1人分100gを用意して、身をほぐす。
③ニンニクの芯を取り、柔らかくなるまで牛乳で煮る(水で煮る場合は、ニンニクが柔らかくなるまで3回ほど水を替える)。
④ ③をつぶし②のアンチョビと合わせ、オリーブオイルをヒタヒタになるまで加える。
⑤ ④を入れた器を火にかけ、アンチョビが溶けてなくなるまで混ぜる。
⑥酢、バター、唐辛子を入れて仕上げる。
⑦ ⑥のソースに野菜を浸して食べる。
番外編・カンヌからのたより②
投稿日 2012年05月27日
南フランスのカンヌに滞在しているスローフードすぎなみTOKYOのメンバーが、現地から再び便りを届けます。
残念ながら、『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(監督/若松孝二)はカンヌ映画祭での受賞を逃しました。でも、この作品がカンヌ映画祭にノミネートされて正式に招待されたこと自体が、世界の評価のひとつを表していると思っています。
さて、映画祭ではインタビューを受ける監督や俳優を除くと、スタッフは意外に時間を持て余します。すでに通い慣れたマルシェ(?)の角の食堂でひとり晩飯を食べていると、夜の闇が少しずつ濃くなりました。
ぼくはヨーロッパの夏の暮れゆく長い時間を、店の外でこうやって美味しい物を食べながら、周囲をボンヤリ眺めて過ごすのが大好きです。そうやってマッタリしていると、スローフードの底を流れているのは、結局「食べ物への愛」ではないかと思えてきます。スローフードの社会的役割、地域社会との関係、環境や健康からの観点などを否定するわけではありません。でも、食べ物への愛があるからこそ、それら食べ物を巡る状況に思い至るのです。美味しい食べ物は、人に幸せを感じさせます。だからこそ、人はその美味しい理由を考え、それを考える視線がお皿の外に至ります。美味しさへの語らいが蘊蓄を超え、美味しさの存在理由を語り始めたときに誕生したのが、スローフードという言葉とその考え方なのではないでしょうか……。
この映画の主人公である三島由紀夫は、かつて<人間の存在は皮膚から一歩も外に出る事ができない>と言っていました。三島が精神と肉体の美しさに拘った理由は、そこにあります。しかし、人間は食べ物を皮膚の一種である胃や腸などの粘膜を通して外部から吸収します。<皮膚から一歩も外に出る事ができない>人間は、じつは食べ物によって<外>とつながっているのです。もし、三島由紀夫が生きていた時代にスローフードという言葉があったら、彼は何を語っただろうか……などと、とりとめもない妄想が膨らむ旅の時間です。
(↑ ライトアップされたカンヌの丘の城と、港を埋める豪華ボート、街並み)
番外編・カンヌからのたより
投稿日 2012年05月25日
第65回カンヌ映画祭『ある視点』部門にノミネートされた作品の脚本を書き、現在カンヌに滞在中のスローフードすぎなみTOKYOのメンバーからの便りです。
映画祭開催中のカンヌは人であふれ、まさにお祭り騒ぎです。その喧噪のなか、旧市街から新市街地行く坂の途中でマルシェ(市場)を見つけました。マルシェが開くのは昼過ぎまでだそうです。そこで、午前中に時間を見つけて覗いてみました。すると、まず、皺がたくさん入った奇妙な形のトマトが目に飛び込んできたのです。これは、珍しい!! 売っている人の話では、「カル・デ・ブフェ」、つまり「牛の心臓」という名のトマトだそうです。確かにそう言われれば、なにやら似ているような気もしますが、牛の心臓にはこんなに皺があったかな……?。
地中海に面したカンヌなので魚介類はもちろん、マルシェにはハムやチーズ、オリーブの実やキノコ、果物など暮らしに欠かせない食材がずらりと並んでいます。マルシェは、まさにその土地の「食のテーマパーク」なのだと感じさせられました。ここカンヌでは、工業化された食材に並んで、「おッ、これは何だ!?」と声を上げたくなるようなスローフード的な食材も多く売られているのが特徴です。地中海の陽光と豊かな食材が多くの国から人々を引き寄せ、世界的な映画祭を生んだのかもしれません。なにしろ、映画の人たちには食いしん坊が多いですから……。しかし、残念ながらカンヌにはスローフードの支部(コンビビウム)はないようです。
カンヌは坂の多い町です(↓写真上)。その坂を下りた海岸に、映画祭の会場となる「パレ・デ・フェスティバレ・エ・デ・コングレ」の現代的な建物があります(↓写真中左上)。じつは、この建物の中で行われる映画作品の見本市が、カンヌ映画祭を大きくしました(↓写真中右上)。世界各国の映画制作者と配給会社が作品の上映を取引するのです。そして、有名なレッドカーペットの前では(↓写真中右下)、強い日差しを浴びながら報道陣が汗だくで場所取りをしていました(↓写真中左下)。『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(監督/若松孝二)は、明日(こちらでは25日)の夜がいよいよ公式上映です。ぼくが脚本を書いた映画を、世界は再びどう評価するのか?……は、さておき、昨夜は貝とエビをたらふく食べました(↓写真最下段)。
追記:
「牛の心臓」(トマトです!!)をかじりました。日本の桃太郎のような酸味はなく、フルーツトマト系の甘さもなく、外見とは裏腹にパステル画のような味でした。
補足説明:東北被災地取材DVDの上映
投稿日 2011年07月15日
6月11日、モロッコの首都ラバトで開かれたスローフード・インターナショナルの国際会議の席上、ぼくが製作・監督した短編ドキュメンタリー作品(英語) が、スローフード・インターナショナル事務局によって、上映されました。
その上映の経緯について、補足説明します。
5月15日、スローフードジャパン副会長で会議に出席する、SFすぎなみ代表の佐々木さんにお会いしたとき、この作品の国際会議での上映を、インターナショナル事務局に申し入れるようにお願いしました。しかし、佐々木さんからは、「無理でしょう」との返答でした。また、同じく会議に出席するSF秋田の会長でスローフードジャパン副会長の石田さんにも、そのとき電話でお願いしましたが、明確な返答をいただけませんでした。
その後、佐々木さんからも、石田さんからもこの件に関しては、全く連絡がありませんでした。
そこで、ぼくはスローフード・インターナショナル事務局長のパオロ・クローチェさんに直接連絡を取りました。
すると、作品を観たいのですぐに送ってくれ、との要請があり、6月1日、パオロさんと、英語が苦手なペトリーニ会長にはイタリア語版の作品を、Fedexで発送しました。
あとでわかったことですが、作品を観たパオロさんが、国際会議での上映を決めました。ただし、会議が行われるアラブ式の中庭には上映設備がなく明るいので、屋内で開かれる昼食の時に上映することになったそうです(パオロさんの秘書シモーナさんの話)。
ラバト現地で、パオロさんと佐々木さんとの間に実際にどんな遣り取りがあったのか、ぼくは知りません。しかし、パオロさんはこの作品を事前に観て、インターナショナル事務局として会議で上映する価値がある、と判断しました。上映が実現したのは、彼が、地震・津波と原子力発電所の爆発に被災した日本からのメッセージを紹介することに、意味を認めたからです。パオロさんは、けっして好意や同情で上映を決めたわけではないと思います。
6月6日の夕刻、佐々木さんにお会いし、この作品をパオロさんとペトリーニ会長に直接送った事を伝えました。そして、作品のコピーを渡し、SF気仙沼の菅原さんを訪ねたときにぼくが購入した日本酒『蒼天伝』を一本、ペトリーニ会長に直接届けてくださるようお願いしました。(なかに、ぼくからペトリーニ会長へ宛てたカードを入れておきました)
じつは、この作品の上映に協力してくださったのは、SFすぎなみのメンバーで、スローフード食科学大学日本事務所の原さんでした。ぼくや原さんと、パオロさんの秘書シモーナさん、ペトリーニ会長の秘書ラウラさんとのmail、電話での度重なる遣り取りを、佐々木さんはご存じないようです。
この作品を、ある国際的な映画祭で上映する計画もあります。そのような作品が、スローフード・インターナショナルの国際会議で上映された経緯を、誤解なく理解していただくために、あえて補足説明をしました。
作品の日本語版『二つの悲劇 ─東日本大震災とスローフード運動』(英語版原題/From a country Struck by Twin tragedies…/DVD20分)も、ほぼ完成しました。
皆さんにもご覧いただく機会があるかと思います。
現地ラバトでは、佐々木さん・石田さんに御協力をいただき、感謝しています。
追記:
短編ドキュメンタリー映画『二つの悲劇 ─東日本大震災とスローフード運動』は、その後、「山形国際ドキュメンタリー映画祭2011」への全世界からの応募作品約1,800本の中から選ばれ(約240本が選定)、昨年10月7日に山形市で上映されました。また、今年1月12日・13日には17年前阪神・淡路大震災で被災した神戸市で上映され、3月10日には東京で上映されます。そして、その後も全国各地で上映される計画です。しかし、残念なことですが、上記経緯によりこの作品のタイトル・ロールに、スローフードジャパンの名はクレジットされていません。
緊急アッピール!! 東日本大震災(東北関東大震災/東北地方太平洋沖地震)
投稿日 2011年03月14日
支援金の募集を始めます !!
すでにご存じのように、日本の歴史に未曾有の災害が刻まれました。
被災者・犠牲者の方に、心からお見舞い申し上げます。
・SF八戸 →SFよこはまのメンバーがSF八戸のメンバーと電話で接触、SF八戸のメンバーは全員無事の模様。
・SF岩手 →mixi によれば、メンバーは全員無事の模様。
・SF気仙沼 →理事長と直接連絡が取れず(*留守番電話)。その後、無事の情報が入るが、本人には確認が取れず(3月15日午前9時30分現在)。その後、3月15日午後3時15分、友人の方が、本人が家族とともに無事であることを、関係者の方に再確認した、との情報が入りました。
・SF宮城 →前SFジャパン事務局長(仙台在住)と直接連絡が取れず(*留守番電話)。SF帯広のメンバーがSF宮城の事務局長と電話で接触、SF宮城のメンバーの安否は不明。その後、前ジャパン事務局長から mail あり。
・SF福島 →SFすぎなみとSF TokyoBayのメンバーが、事務局長と電話で接触。メンバーは全員無事の模様(私への mail )。
・SF茨城 →理事長と連絡が取れず。
↓2007年に気仙沼で開かれた、スローフードジャパン第4回大会と「スローフードフェスタ」。中央の写真が、SF気仙沼・菅原理事長
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みんな、元気だそう! 頑張ろう!
↓(ごめんなさい。埋め込み方がわからないので)
2/6(日)、2010年度のSFすぎなみ会員総会やります
投稿日 2011年01月19日
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2010年度スローフードすぎなみTOKYO会員総会
(+懇親会)
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■ 日時 2011年2月6日(日) 午前10時~午後12時30分
■ 場所 阿佐ヶ谷地域センター 第5集会室
(JR総武線「阿佐ヶ谷駅」下車徒歩2分)
http://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0004.htm
■ 内容
・2010年の活動内容について
・今年の活動内容について
・メンバー異動状況(現在のメンバーの報告)
・2010年度の決算報告
・2/19のスローフード会員総会(八戸大会)に向けて
・佐々木がスローフードジャパン副会長に選任されるに至った経緯、及びスローフードジャパンの今年の活動
・参加者近況報告
・その他
■ 懇親会 午後1時~3時くらいまで (総会終了後・参加任意)
「ピッツェリア・ダ・パラディソ」
http://www.p-paradiso.jp/cgi-bin/p-paradiso/siteup.cgi?category=2&page=0
(こちらのオーナー・志水さんは、SFすぎなみメンバーです。)
■ 参加費用 懇親会のみ実費 (3,000~4,000円くらい)
12.05 テッラ・マードレ・デー参加イベント
投稿日 2010年11月28日
スローフードインターナショナルは、昨年から、世界同時イベントとして、「テッラ・マードレ・デー」を提唱しています。これは、世界のスローフード支部(コンビビウム)が、“母なる大地”の食を通して、つながろうというものです。昨年は、生物多様性をテーマに、スローフード長崎の岩崎さんから、多様な固有種の大根や蕪を送っていただきました。今年は、それをさらにバージョンアップして、新たに『コメ』を取り上げます。果たして、どんな会になるやら……。参加される方は、何か一品、会場で料理を作るか、ご持参ください。あッ、それと飲み物もお忘れなく。
( ← 写真は、去年の様子)
期日:12月5日(日)終日 (出退場自由)
場所:新宿区四谷地域センター11F調理工作室http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/about.html
会費:スローフードメンバー¥500円 非メンバー¥1,000円
PS:このところ時間がとれず、更新が停滞しています。ゴメンナサイ。
スローフードの市場を始めます 高円寺<座の市>開催
投稿日 2010年09月13日
スローフードすぎなみTOKYOは、高円寺あずま通り商店会、「座・高円寺」(杉並区立杉並芸術会館)と共催して、ささやかながら定期的なスローフードのマーケットを始めます。第1回目は、9月18日(土曜日)午前11時から。場所は高円寺の劇場「座・高円寺」の前の小広場(雨天の場合、劇場内ロビー)。今後、毎月第3土曜日に、その小広場で、地元の商店会や知り合いだけではなく、スローフードの全国のコンビビウム(支部)にも呼びかけて、スローフードの理念に添った食材・食品を販売してゆく計画です。
(↑写真は会場となる「座・高円寺」のエントランス)
今回、スローフード長崎から、スローフードの<味の箱船>(消滅の危機にある食材・食品>にリストアップされているエタリ(カタクチイワシ)の塩辛、雲仙コブ高菜の漬け物、スローフード福島からは、自家栽培の酒米「人気しずく」を使った「雪うさぎ純米吟醸」「夢うさぎ本格米焼酎」などが届きます。それ以外にも、選りすぐりの食材・食品がたくさん。皆さんお誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。
親睦会 at 代官山・イータリー
投稿日 2010年08月19日
昨日(18日)、休会していたメンバーの復帰と新入会員を迎えて、親睦会が開かれました。場所は、渋谷・代官山の「イータリー」。「イータリー」の本店(イタリア・トリノ)は、スローフードイタリアが全面的にバックアップしています。また、会場となったオステリアのシェフ・深谷政宏さんは、私たちのメンバーです。
スローフードすぎなみTOKYOとスローフードジャパン東京・神奈川ブロックは、今後、「イータリー」との連携を深めてゆきます。
色は匂えど・・・・・・
投稿日 2010年07月16日
わが家で育てている内藤トウガラシが、色づき始めました。夏の日差しを浴びて輝いています。これを使った料理が、どんな味になるのか? いまから楽しみです。いや、トウガラシですから辛いことには違いありませんが、その辛さにも<甘い><酸味が強い><フルーティ>など、色々あるそうです。かつて、トウガラシの原産地メキシコの市場で、トウガラシ屋さんの人に聞きました。メキシコには、「トウガラシ・ソムリエ」なんて人もいそうです。さて、ぼくに、辛さだけではなく内藤トウガラシの味がわかるかどうか?
青唐辛子
投稿日 2010年06月29日
わが家の「内藤とうがらし」は、順調に育っています。梅雨の滴に濡れたその姿は、なかなか美味しそう。このうちの一本を、青唐辛子で頂きたいのですが、・・・・・迷っています。
内藤とうがらし日記
投稿日 2010年06月14日
あさみです。
昨日、内藤とうがらしの鉢に水をやったときにとうがらしの花が咲き終わった房が細長くなっているのを発見しました。
写真中央、緑色の縦長のものです。
花びらが茶色く変色して残ってます。
とうがらしらしい形が見えてきて今後が楽しみです。
しかし、葉っぱがかなり多くなって花がきゅうくつそうにしているん
だけど、少し葉を間引いてもいいものか思案中です。
5/29(土)15時~SFすぎなみミーティングやります
投稿日 2010年05月12日
佐々木 XLK03572@nifty.ne.jp
2010年5月のスローフードすぎなみTOKYO
…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
■日時 5月29日(土) 15時~17時30分
https://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0019.htm
スローフードすぎなみとしての今後のあり方
・SFすぎなみの今後の活動について
その他
人数しだいですが、高円寺界隈を考えています。
スローフード秦野ピッツァ祭り行ってきました。
投稿日 2010年05月11日
あさみです。
5月9日のスローフード秦野のピッツァ祭りにお邪魔してきました。
御殿場に住んでいる妻の友人の出産祝いに会いに行きたいと以前から妻に言われており
ゴールデンウィークは地元のイベントや打合せなどで家族サービスもできなかったので
御殿場1泊の小旅行の帰りに秦野のピッツァ祭りにお邪魔しました。
会場のブルーベリー農園は聞いていたとおりの素晴らしいロケーションでした。
藤の花が八分咲きぐらいでしょうか、立派に咲いてました。
ピザ作り体験では、ピザ生地に触れるのは久しぶりでしたが、生地の状態がとても良く、
薄く丸く伸ばしても切れて穴が開くと言うことがなく、楽しかったです。
屋外の釜でどうやって焼くのかなと思ったら、大きなパイ皿に乗せて一度素焼き、
その後、玉ねぎたっぷりで甘いピザソースとトマト、チーズ、玉ねぎを乗せてもう一度釜へ
天気が良くて、ビールが飲みたかったのですが帰りの車の運転があるので我慢しました。
東京・神奈川ブロック >ミーティングのお知らせ
投稿日 2010年04月13日
以下のように、スローフード・ジャパン「東京・神奈川ブロック」コンビビウム(支部)の集まりを開きます。スローフード・ジャパンの<改革>により、今後スローフードの活動は、各ブロック単位で行われることが多くなると思われます。参加はフリーです。メンバーの皆さんぜひご参加ください。特典もあります。
■日時 2010年5月15日(土) 午後2時~午後6時
■場所 四谷地域センター 11階 集会室4
http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/page002.html
■参加費用
ブロック内の予算があるわけではないため、会場費を参加人数で割ります。
(人数にもよりますが、おおむね一人200円ほどの予定。)
■参加条件
CVリーダーや事務局長だけに限らず、関心のあるメンバーの方。
■内容
報告、「専門チーム」の人選、会議の今後のスケジュールetc、ジャパンが言ってきていることはいろいろありますが、要するに、東京・神奈川ブロックとしてとのように動いてゆくか、です。
ミーティングのあと、近所で参加者の懇親会も予定しています。こちらも。ご参加をお待ちしてます。
東京・神奈川ブロックのコンビビウムのひとつ、スローフード江戸東京は、この日、ミーティングの場所から徒歩10分所にある新宿区の旧四谷第四小学校で、かつて新宿で栽培されていた「内藤トウガラシ」の苗を地域の人たちに配ります。そして、このミーティングへの参加者へも、その苗を配布してくださるそうです。希望者は、SFすぎなみのMLの方に申し込んでください。数に限りがあるそうなので、申し訳ありませんが、当日の参加者限定です。
なお、スローフード江戸東京が行っている<内藤とうがらし>プロジェクトについては、以下をご覧下さい。
4月17日(土曜日)、勉強会のお知らせ
投稿日 2010年04月06日
先月(3月20日のミーティングの結果を受けて、来週土曜日(17日)、西荻で勉強会を開きます。御都合がつく方、ぜひご参加ください。
■日時 2010年4月17日(土) 午後2時30分~午後5時30分
■場所 西荻地域区民センター・勤労福祉会館 第3集会室
(JR総武線「西荻窪駅」下車徒歩15分、
「西荻窪駅」北口からバス–井荻駅・荻窪駅行き「桃井四丁目」下車)
西荻窪駅から北へ真っ直ぐ歩いていくと行き着きますが、やや距離はあります。
https://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0031.htm
■内容
・メンバー近況
・スローフードとはどんな、何を目指す運動なのか? 改めて勉強する会
原 恵海さん(食科学大学第1回卒業生。日本担当) →スローフードと生物多様性
石田雅芳さん(元国際本部職員。C.ペトリーニ会長著「おいしい きれい ただしい」の翻訳者) →国際運動としてのスローフード
フラビオ・パリージさん(イタリア文化会館日本語講師) →イタリア人の生活と文化について
(プロジェクタで、いろんな写真を上映しながらスローフードについて楽しく学びましょう)
・その他
■懇親会 午後6時~ 9時過ぎくらいまで (飲食会・参加任意)
場所は追ってご連絡いたします。
西荻界隈のお店を考えています。
■参加費用 懇親会のみ実費 (3,000~4,000円くらい?)
★ご参加いただける方、ご連絡ください(・勉強会 ・懇親会)
佐々木 XLK03572@nifty.ne.jp
庭のアシタバ
投稿日 2010年04月05日
スローフードすぎなみのロン六甲です。2009年11月に会員になりましたが、夜の会食に一度参加しただけの「不良会員」です。それでも息の長いお付き合いをしていきたいと思っています。
先日わが家の庭(マンションの1階で庭付き)を観察していたら、アシタバが2株育っているのを発見しました。
既に30~40センチほどに伸びています。前の住人が大の植物好きで、いろいろな野草や木を庭に植えていました。その中にアシタバがありました。ところが昨年、花を咲かせたのを最後に枯れてしまいました。「アシタバは花が咲いたら終わり」と聞いていたので、「これでわが庭では見られないか」と無念に思っていました。寒さで庭の手入れをしないでいたため、思わぬ“再会”に感動したものです。てんぷらかおひたしでいただくと美味しいのですが、なんだかもったいなくて、摘みかねています。もう少し株が増えるといいのですが…。
伊豆下田の出身で、子供の頃は春になると山へ入ってアシタバをよく摘んだものです。あの特有の香りと苦味を敬遠する人も少なくありませんが、私にとっては「ふるさとの味」です。アシタバのほかワラビ、セリ、フキノトウなどはこの時期わが家の食材になっていたものです。
木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」に出てくる山の草木の話ではないですが、野草は肥料も農薬もなく自然に育ってきます。その自然の生命力に感動します。人間はその命を分けてもらっているわけで、自然に感謝しなければなりません。酒飲みの私なんぞは、つまみに旬の山菜があれば十分幸せです。私は杉並おやじ遊友塾の会員ですが、塾ではこの時期、群馬県みなかみ、新潟県松代町(現在は十日町市)に山菜ツアーに出掛けます。山の中を歩き回っているだけで元気をもらえます。
スローフードジャパン 先月(3月6日)の奈良大会 報告
投稿日 2010年04月03日
遅くなってしまいましたが、3月6日に奈良で開かれたスローフードジャパン全国総会の報告です。スローフードジャパンは、何が変わって、何が変わらないのか・・・・、お読みください。
閑話休題
投稿日 2010年03月30日
家から2分ぐらいの所にある、都立○○○病院裏の坂道に咲く桜です。中学生の頃、むさぼり読んだ石坂洋次郎の「陽のあたる坂道」に登場するような坂道です。(石坂を知ってる人、もう少ないだろうなァ・・・・・)。
ところが、この病院、統合でこれから取り壊されます。今年で、もう見納めにになるかもしません。
大連滞在中のTさん、東京の桜は、今日5~8分咲きです。季節の便りをお届けします。SFすぎなみのメンバーのTさんは、現在、中国の大連に長期滞在中です。Tさんの近況は、以下から。
イータリーでのミーティング 02
投稿日 2010年03月28日
イータリーでのミーティング、誤消去した画像の復元ができました。ご覧下さい。
エノテカ(酒蔵)でミーティングなんて、初めてでした。ちょっと、オシャレでした。イータリーさん、ありがとうございました。
スローフードとわたし
投稿日 2010年03月27日
スローフーすぎなみTokyoの会員になりもうすぐ1年。高井瑞枝さんの出版記念会(「食の架け橋」)に参加し、そのまま入会。スローフードに感心はありましたから。
①誰でも感じていること。「このまま製造業主導型の経済成長を続けていけば、資源枯渇and/or温暖化による生態系破壊により多分あんがいはやく世の中アウトになるなあ」と。
②モノに依存した経済成長から、教育・医療・福祉・情報・芸術・農業(太陽エネルギー)による経済成長に向けて急いで舵を切らないとまにあわない。
③個人に何ができるのか?といって個人が問題を意識しないと始まらない。スローフードを守ることは食の多様性を守ること。食の多様性を守ることは生物の多様性を守ること。それは地球環境を間守ること。そしてそれにより我々が守られること。
⑤というようなところから、みなさんと新米ですが意見交換しながら行動に結びつけていけたらなと。
⑥自家用ジェット機を持ったり、スカイダイビングをして遊んだり、大排気量の高級自動車に乗ったり、大邸宅に住んだり、ご馳走を食べ残したり、・・・こんな風俗がエネルギー多消費・資源無駄遣いとしてバカにされる時代がもうすぐきそうな。
のらぼう菜
投稿日 2010年03月24日
立川市には農協の直売が3箇所あります。
近くを通ったときには必ず覗いてみるのですが、今の時期は端境期のため、いくつか北海道産の野菜も入れているようです。
そんな中から4点、玉ねぎ、のらぼう菜、キャベツ、にんじん、合計500円ほどでした。
やはり、直売は安い!!
真ん中がのらぼう菜です。
3月に入ってやっと売り場に並びだした旬の野菜です。
で、早速、夜ご飯に
のらぼうのおひたし、茎が太いのですが、煮れば芯もなくとても甘くておいしいです。
寒いなか育つと甘くなるのでしょうか?
友愛・・鳩山首相
投稿日 2010年03月24日
「人類絶滅を望む宣言」?!
今年1月14日に鳩山首相がこのようなことをお話しされているとは今日(3月24日)まで知りませんでした。勝手ながらご参考になるかもと。産経ニュースより。首相発言を太字にしておきました。ハイ、その通りだと思います。面白い人です。
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①鳩山由紀夫首相は1月14日、首相官邸で開かれた温室効果ガスの25%削減に向けたイベントであいさつし、「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい自然に戻るんだという思いも分かる」と述べ、独特の世界観を披露した。
②首相は「いま1日100種類の命が失われている」と指摘し、生物多様性の重要性を強調。その上で「人間が存在しているからこそ、このような地球になっていることを謙虚に認めなければならない」「地球を襲っている人間という生物が犯している大きな誤りの1つが、地球の温暖化現象だ」と語った。
③これまでも「国益も大事だが、地球益も大変大事だ」「日本列島は日本人だけのものじゃない」などと“友愛発言”を繰り返してきた首相。イベントでもその精神を強調したかったようだが、さすがに「その結論(人間がいなくなる)はとりたくない」との言葉を補うことは忘れなかった
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3月のSFすぎなみミーティング行いました(@代官山イータリー)
投稿日 2010年03月21日
昨日(3/20)晴れて気温も高い午後、代官山のイータリーは人出も多く、賑わっていました。
http://www.eataly.co.jp/daikanyama.html
そんななか、SFすぎなみのためにバールの一角を開けていただき、3月のミーティングを行いました。
3/6の奈良総会を受け、SFジャパンの体制が大きく変わることになりました。
全国を10のブロックに分け、各ブロックが単位となり、その総体としてのSFジャパンというかたちです。
各コンビビウムも、そのブロックを意識しながら、という活動になっていくでしょう。
しかし、基本となるのは、各コンビビウムが自分たちの活動をしっかりと腰を据えながらやっていくことにほかなりません。
SFすぎなみがこれから何を目指すのか—-。
そのために、まずは各メンバーが「スローフード運動」とは何か、生物多様性とは何かをきっちり一人ひとりが自分の言葉で話せるよう勉強会を開こう、ということになりました。
そして、それらをしっかりインプットした上で、「日本発のスローフード」を世界に発信していこう、ということになりました。
なぜ「日本発」か。
イタリアから起こり、世界に広まったスローフード運動ですが、「味の箱舟」の言葉一つとってみても、西洋キリスト教的な考えを背景に持っている点が否めません。
また、「生物多様性を“守る”」、「小生産者を“守る”」という言葉が、美しい反面で、東洋的な価値観と実は少しそぐわないのではないか。
西洋キリスト教では、人間は人間であって、他の動物や植物や、生命とは違うものとしてとらえる。
だからこそ“守る”という価値観が出てくるのです。
一方で、東洋の特に仏教の考え方では、人間と動物や植物や他の生命との境界はないのです。
生命は輪廻して、人間も動物や他の生命体になるかもしれない。
そこから、“命をいただく”という価値観も出てくる。
また、日本、東アジアの気候風土は温暖湿潤であり、自然災害も多く、これらの自然と闘うのではなく“共生”するものとして、そこから“生かされる”という考えになってくる。
一方、西洋では、自然は征服するもの、コントロールするもの、という考え方があるのではないか。
これら、大きく違った価値観、気候風土、自然観、そこから生まれた食文化を背景に持つ私たち日本人が、そのまま西洋的価値観を移植しようとするから、どこかぎくしゃくしてしまうのではないか。
考えてみれば、西洋諸国に混じって国内オフィスを持つのはアジア、アフリカ、南米等を見ても日本だけなのです。
ですから、これらの根本的違いをきちんと意識しながら、スローフードが伝えようとしていることを日本、東洋の価値観で咀嚼していく。
そこで浮き彫りになる根本的な違いを、きちんとイタリアはじめ西洋に伝えていく。
それが、逆に、世界的運動であるスローフードに新たな可能性を加えていくことにもなるでしょう。
こうして初めて、日本がスローフード運動に関わることの意義もまた見えてくるように思います。
そこから始めていく。
それを確認したミーティングでした。
そして、今回、場所を提供していただいた代官山イータリーやイタリア文化会館などとの協力関係を具体的に構築していくなどのスキームを、今後、組み立てていくことになります。
次回、4月のミーティング勉強会は、4月17日(土)の午後2時30分~5時30分にすることが決まりました。
場所は、イタリア文化会館が借りられそうでしたら、九段下イタリア文化会館にて。
難しそうなら、杉並区内の会議室にて行います。
立川市民農園
投稿日 2010年03月17日
立川では3月1日から今期の体験農園や市民農園が始まり、暖かかった先週末あたりからウチの近所の市民農園でも作業が始まったようです。
立川市には柴崎町と幸町に合計382区画の市民農園があります。
立川駅南口から徒歩15分の住宅地にあるこの農園も100区画もあります。
この農園の脇には玉川上水の柴崎分水という農業用水路があり、農園利用者が水やりをするのにも使われています。
区画ごとにトンネルをつくる方もいれば、露地でやる方もいたり、化学肥料が撒いてある区画もあります。それぞれに個性があって眺めているだけの私としては面白いのですが、露地で植えた苗を小鳥がつついているのは大丈夫なのでしょうか(^^;)
今夜の肴
投稿日 2010年03月15日
ぼくは、自宅で夜を過ごすときは、たいてい、自分で酒の肴を作ります(自宅で仕事することが多いぼくに比べ、出版関係の妻は、帰宅がほとんど午後10時過ぎです)。今夜は「オッ!」と思うほど安かったので、天然物のヒラメのエンガワと、シタキリ(青柳)です。ヒラメもシタキリも、この季節が旬です。
ただいま、満喫中・・・・・。
今後、ヒンシュクをかわない程度に、肴をUPしてゆきます。
立川市農業ウド
投稿日 2010年03月13日
立川市農業
スクラップからの記事です。
ウド地下栽培
1.東京都の立川市・国分寺市・武蔵野市などの北多摩地域には江戸時代から、地下に
掘った穴蔵でウドを栽培する独特な技術が伝わっている。
2.日光を一切当てず栽培した純白なウドは「東京ウド」として、市場評価は高い。高
橋正直さん(72)は立川市で2代にわたってウドを作る。息子正士さん(36)。
3.穴蔵=奥行き8メートル・幅4メートル・高さ1.5メートルの室で栽培する。入
口は垂直から斜面。運搬が楽。内部の壁に波板を当て鉄柱で補強。
奈良大会、行ってきました
投稿日 2010年03月10日
↑会場の「新公会堂」能舞台の壇上に立つ、新・旧理事たち
3月6日に奈良市の「新公会堂」で開かれたスローフードジャパン第7回(NPOになってから3回目)全国大会に参加しました。
既報の通り、2月20日のリーダーズ会議で、若生会長は辞任を表明しました。
それに伴って新設された「東京・神奈川ブロック」の理事に、2月27日のSFすぎなみの総会で了承され、新理事に立候補した佐々木代表の就任は、大会でも了承されました。
これまでの若生会長・萱場事務局長・理事・監事は、新体制に移行するための暫定的な措置として、一年間の期限付きで役職を継続します。
会議の内容は、できるだけ早くSFすぎなみのMLで流す予定です。
しばし、お待ちを。
(by Batten)
2009年のスローフードすぎなみの活動報告
投稿日 2010年03月02日
3月6日(土)に、スローフードジャパンの会員総会が奈良で開かれます。
それにあたって、各支部の昨年の活動報告を提出するのですが、SFすぎなみは昨年、こんな活動をしたことをまとめました。
2009年 1月24日 「親子で見つけよう! ほんとうの味」vol.11
「ユニーク巻き寿司と里芋ミルクスープ作り」
講師:黒瀬佐紀さん(SFすぎなみメンバー)、杉並区立杉並第四小家庭科室にて、スローフードUSA事務局との協働作業「イースト・ハーレムの子供たちとのメッセージカードとレシピ交換」 参加者 総勢40名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10197589989.html
2月7日 大分県竹田市の「食育ネット」メンバーとの懇親会 @お茶の水
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10204239929.html
2月23日 杉並精肉協会にて講演「スローフードと現代の食」 参加者32名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10213669257.html
2月28日 SFすぎなみ会員総会+懇親会 @ぷあん(西荻窪)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10216380735.html
3月7日 SFジャパン会員総会参加 @山形県庄内
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10220923346.html
4月12日 山形の山菜イタリアン料理教室(講師:遠藤初子さん[SF山形])
@四谷区民センター 参加者 20名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10242113794.html
4月18日 江戸前寿司と日本酒を愉しむ会 @日本橋 参加者 20名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10245088619.html
5月9日 高井瑞枝さん著書『食の架け橋~一人旅一食一会』出版記念パーティ主催
@日本橋 参加者50名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10260505953.html
5月10日 対馬の郷土食と産品のプレゼン勉強会 @阿佐ヶ谷
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10258692612.html
6月6日 スローフード・ハワイメンバーとの交流・懇親会 @高円寺
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10275670393.html
6月20日 「手作りソーセージの会」(講師:穴田光弘さん[SF岩手])
@四谷区民センター 参加者 35名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10284508929.html
8月2日 スローフード秦野メンバーとの懇親・交流食事会 @ブルーベリーガーデン旭
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10312244570.html
8月23日 秋田の4種類の日本酒テイスティング・ゲーム@西荻窪
(SFフレンズ帯広、秋田、すぎなみ、長崎、沖縄の協働作業)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10327218825.html
8月30日 ハンガリー料理教室(講師:モルドヴァン・ヴィクトールさん[ハンガリー大使館]) @高井戸地域区民センター 参加者30名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10332190195.html
9月25日 スローフード富山メンバーとの交流会 @富山市
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10350727006.html
10月11日-12日「第3回東京都食育フェア」ブース出展 来場者約2万人
(5種類の出汁あてクイズ、対馬産どんこ椎茸、西伊豆の鰹節等販売)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10362649091.html
10月16日~18日 第5回「日本の採れたて市 Mid-Market」ブースアテンド(山形、沖縄)
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10367263015.html
10月21日 カルロ・ペトリーニ会長『スローフードの奇跡』出版記念講演会アテンド @イタリア文化会館
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10371121022.html
10月25日 第2回ハンガリー料理教室(講師:モルドヴァン・ヴィクトールさん[ハンガリー大使館]) @高井戸地域区民センター 参加者25名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10373356962.html
11月29日~12月1日 長崎県対馬市慰問旅行会
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10399958343.html
12月6日 テッラ・マードレ・デー参加イベント「生物多様性を学び、味わう手作り忘年会」 @四谷区民センター 参加者 延べ50名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10405289342.html
12月13日 第3回ハンガリー料理教室—栃木産小麦粉使用「チーズスコーン」作り(講師:モルドヴァン・ヴィクトールさん[ハンガリー大使館]) @井草地域区民センター 参加者20名
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10410539750.html
12月15日 「スローフードと都市農業」 杉並区立松渓中学校二年生特別授業
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-10412464397.html