全世界に紹介されたスローフードすぎなみTOKYOの活動
投稿日 2010年08月28日
スローフードの公式webサイト SlowFood.com(http://www.slowfood.com/)で、私たちの活動が写真入りで紹介されました。
Latest news |
以下、日本語訳です。
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最新ニュース 日本-19 AUG 10
行動するアイランド
すぎなみTOKYOコンビビウムは、口蹄疫に襲われた宮崎県の農家をサポートする行動を起こした。宮崎は、日本で二番目に大きく発展する地域だ。すぎなみTOKYOコンビビウムは、他の団体や若い農業活動家のグループと力を合わせ、“何かしよう、宮崎”(直訳)というイベントを組織した。その催しでは、伝統的な踊りや宮崎の物産販売、基金集め、農家へ送るフォトメッセージの制作が行われた。寄付を含めた収益とメッセージは、すべて宮崎の農家に送られた。
その伝染病の最初の感染は4月に確認され、すぐに日本南部の県に拡大した。政府は4ヶ月にわたり、宮崎の農家に彼らの家畜28万頭以上を屠殺するよう命じた。それは、日本の畜産史上最大の間引きであり、2000年に口蹄疫が発生したときより100倍以上の規模だった。
「最初、メディアはその事態を見過ごし、問題が過小評価され、対策が遅れました」と、すぎなみTOKYOコンビビウムのリーダー佐々木俊弥は語る。「しかし、多くの家畜に感染が拡大し、そのニュースは全国紙のトップページを飾りました。消費者はパニックを起こしましたが、それ以上に影響を受けたのは、小規模な農家でした」
「7月の終わりには、事態はきちんとコントロールされましたが、農家にとっては、ほんとうの挑戦が始まったばかりです。現在、政府から多少の経済支援があるものの、生産を出発点からスタートさせ、消費者の信頼を回復するのは容易ではありません」
「5月に、私たちは打撃を受けた農家と連帯するため、コンビビウムのウェブサイトで、メッセージを発しました。しかし、事態がさらに悪化したとき、私たちは、もっと実際的な何かをしたい、もっと具体的な方法で彼らを助けたいと思いました。それで、私たちは、とりわけ彼らが直面している事態に注目してもらうだけではなく、彼らの再起を助けるための基金を集めるイベントを行いました」
For more information:
Slow Food Tokyo-Suginami Convivium (Japanese only)
www.slowfood-suginami.com
いっぽう、日本のもっと西では、テッラ・マードレ参加者と「同志社有機農業塾」の学生たちが、7月に収穫祭を行った。
「同志社有機農業塾」は、同志社大学と、2004年のテッラ・マードレ参加者で日本の有機農業のパイオニア長澤源一の協力により2008年に設立された。
京都近郊の絵画的な農村にあるその学校には、多くのフルタイムの従業員、農業をやりたい人、たんに農業についてもっと知りたい人や家庭菜園を始めたい人が集まった。すでに50人あまりの卒業生がおり、今年は30人を超える人が登録した。年々働き手の老齢化が進み就農者が減るなかで、すでに6人の卒業生が専業農家を始めている。
催しには、卒業生たちが育てたベスト野菜を選ぶ目隠しの試食や、さまざまな方法で焼いたり調理された学校菜園の新鮮野菜を囲む食事などが含まれた。主催者は卒業生と在校生の交流を図り、学習を促進させるためにこのイベントを行った。
この学校の多くの学生や教師が、今年の秋のテッラ・マードレ世界大会に参加する予定だ。
For more information:
Doushisha University’s School for Organic Agriculture
Annalisa Lombardo
当日の詳細は、こちらから→ http://www.slowfood-suginami.com/forum/agri/2010/07/790/
↓ 7月24日「口蹄疫 高円寺チャリティーイベント」の様子
口蹄疫 7月24日 高円寺チャリティーイベント
投稿日 2010年07月26日
7月24日(土)、JR高円寺駅北口。正午からスローフードすぎなみTOKYOは、高円寺商店街連合会、都内の大学生を中心としたグループ「わかもの農援隊」「SOLA」と共働で、宮崎の口蹄疫被害を救援するチャリティーイベント、<どげんかせんと宮崎>を行いました。
このイベントで行われたのは、おもに宮崎県の農産加工物の販売、被害者の方々へのフォトメッセージの募集、Twitterを使ったオンラインメッセージの書き込み、募金などです。
暑かったです! 最高気温は、隣の練馬で午後2時に37℃の猛暑日。しかし、そんな暑さににもかかわらず、学生ボランティアは30人近く、高円寺商店街の方たちが10人以上、スローフードすぎなみからも7人集まりました。さらに、高円寺名物・阿波踊りの「飛鳥連」の方たちも友情出演して、場を盛り上げてくださいました。その結果、午後4時前には物産は完売。その売り上げ利益と、募金の合計約24万円が宮崎県に送られます。また、フォトメッセージを書いてくださった方は120人近くになりました。これも宮崎県に送られます。
スローフードすぎなみTOKYOは、呼びかけ人と言うより、商店街連合会の実行力と、学生たちの行動力が起こした大きな渦に参加させていただきました。ありがとうございました。
口蹄疫へのスローフードすぎなみTOKYOの取り組み
私たちスローフードすぎなみは、5月15日に開かれたスローフードジャパン東京・神奈川ブロック・ミーティングの席上、緊急アピール「かつてない口蹄疫の発生について」を提案し、採択されました。→ ‘10.05.15 appeal
翌週から、各全国メディアが一斉に宮崎県での口蹄疫の発生を伝え始めました。その週末の5月22日、スローフードジャパン拡大理事会が開かれ、私たちはスローフードジャパンとして口蹄疫問題に取り組むよう求めましたが、出た結論は「静観する」でした。
しかし、私たちのアピールに応じてくださったグループがありました。東京都内の大学生を中心とするSOLA(日本の農業に一生をかける!学生委員会)でした。SOLAの呼びかけに応え、6月19日多摩川の河川敷に200人あまりの若者たちが集まり、「宮崎和牛を食いつくせ!! ~学生200人BBQ@多摩川~」というバーベキュー大会を行いました。風評によって販売されなくなった宮崎牛を食べ、被害農家を支援しようというチャリティーです。→ http://www.slowfood-suginami.com/forum/foods/2010/06/639/
さらに今回、高円寺商店街連合会の多大な協力の下、SOLAに加え、やはり学生グループの「わかもの農援隊」(農からニッポンを元気に!)とともに、「どげんかせんと宮崎」を開催できました。若い世代のなかに「農」に関心を持つ人たちが少数ではあってもこれほどいて、さらに口蹄疫に対して何らかの行動を起こそうとしていたことを知ったのも、大きな収穫でした。スローフードは、料理だけではなく、そのお皿の外を考える社会運動です。社会運動である以上、日本の「食」が危機に陥ったかもしれない今回のような状況になったとき、社会に対する役割として何らかのメッセージを発し、アクションを起こすのも、スローフードの在り方だと私たちは考えます。
宮崎からの報道によれば、口蹄疫による家畜の移動制限は今夜(27日午前零時)解除され、宮崎県は「非常事態宣言」を終結させる方針です。このまま新たな発症がなければ、今回の「口蹄疫問題」は第一段階を終えたと言えるでしょう。しかし、口蹄疫の問題はこれから第二段階に入ります。畜産農家の再生、口蹄疫が提起した日本の畜産業の脆弱性など、これから始まるのは、より深く大きく困難な課題です。今回の口蹄疫を一過性の問題としてではなく、「食」のより継続的なテーマの一つとして私たちは考えてゆきたいと思います。
麻布大獣医学部・日高さんから届いたメッセージ(高円寺「どげんかせんと宮崎」)
投稿日 2010年07月23日
明日7/24(土)12時から、高円寺北口広場で★『どげんかせんと宮崎』宮崎×高円寺×学生☆
~宮崎を食べて、知って、応援しよう!~が開催されます。
副実行委員長の武藤寛奈さん(わかもの農援隊)が、日高佑太郎さん(麻布大獣医学部6年)からメッセージをいただいてきました。
会場にて展示予定です。
また、日高さんご自身も、高円寺の会場に駆けつけてくださるそうです。
せっかくですので、こちらのブログでも転載させていただきます。
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●「口蹄疫に対する思い」
~7/24「どげんかせんと宮崎」に寄せて
日高佑太郎さん(麻布大獣医学部6年)
私は獣医学科6年の者です。卒業後は産業動物獣医師として畜産業へ貢献したいと考えております。
私は宮崎市出身で、実家は養豚業を営んでおります。
殺処分等の対象にはなっていませんが、発生農場から1.5kmの距離にあり、現在も10km以内の移動制限区域に入っております。
口蹄疫の1例目が確認されて4日後の4月24日に実家に帰省しました。
約1カ月滞在しましたが、毎日ニュースでは口蹄疫がトップで扱われ、父の携帯には被害に遭われた農家やその周辺農場、養豚関係者からの電話が鳴りやみませんでした。
私も父を通して被害の状況を目の当たりにしてきました。
父の友人や仲間、私が昨年実習でお世話になった農家、周りでも多くの方々が被害に遭われました。
当初私の実家は発生地から約40km離れていました。
しかしえびの市に飛び火した際に、2か所ある農場のうち1か所が20km以内の搬出制限区域に入り、と畜場への出荷に影響が出ました。
その後も児湯地区を中心に感染地域が拡大、南下してきました。
もう1農場が制限区域に入るのも時間の問題でした。
感染やワクチン接種のリスクを軽減するために、他農場への豚の移動等も休日返上で行いました。
しかし5月19日、もうひとつの農場の20km以内の搬出制限区域に入り、6月10日には、一番恐れていた事態が起こりました。
約1.5km離れた養豚場で感染が確認されたのです。
これまでも消毒や防疫を徹底していましたが、一気に緊迫感が漂い、いつ感染してもおかしくない状況になりました。農場でできること、それはウイルスが場内に入らないように消毒や防疫体制を強化・徹底するのみです。
ウイルスは目に見えません。
それは農家にとって脅威となります。
口蹄疫に対する恐怖と不安の中、通常の仕事をしなければならないのです。
このまま順調にいけば、27日には移動制限が解除されます。
しかし、安心はできません。ウイルスがいなくなったわけではないのです。
再び感染が起こらない補償はどこにもありません。
これから被害農家は再開に向けて動き始めますが、超えなければならない壁はたくさんあります。
そして今回多くの課題が残されました。
行政と農家が一体となって、より農家目線で、この国の畜産を守るのだ、という意気込みが伝わる体制作りを願っています。
今回多くの畜産農家が被害に遭いました。
これは連日ニュースでも取り上げられており、みなさんも十分ご承知のことと思います。
しかし、獣医師や人工授精士、削蹄師など農家以外にも畜産に携わり、支えている関係者も多くいらっしゃいます。
当然口蹄疫の被害を受けていらっしゃる方も少なくありません。
特に獣医師は、診察していた農家の家畜を自らの手で処分していました。
本来家畜の健康を守るべき獣医師が、口蹄疫の蔓延防止のため、その家畜を殺処分しなければならないのです。
これら獣医師や人工授精士なくしては、宮崎の復興はあり得ません。
そのためにも、これら関係者に対する支援も考えて頂けないでしょうか。
将来、産業動物獣医師を目指す者としても切実な願いであります。
私が宮崎から戻ってきた5月中旬、発生から1カ月が経過していましたが、こちらでの情報・報道には乏しいものがあり、宮崎との温度差を感じました。
ようやく全国的にも報道がされ始めましたが、偏った報道や農家の現状が上手く伝わっていないように感じました。
再建には当然金銭的な支援も重要です。
しかし皆さんが“正しく知り・理解する”ことは重要だと私は考えております。
今回のイベントを通して口蹄疫に関する正しい知識を持たれたうえで、宮崎で発生した口蹄疫について、もう一度考えていただけないでしょうか。
最後に、被害に遭われた農家の中には、皆様に再び安心・安全な畜産物を生産・提供するため、再開に向け動き出している方もいらっしゃいます。
皆さんのご理解とご協力、そして一刻も早い終息と、一戸でも多くの農家が再建することを願いたいと思います。
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以下は、6/26に日高さんが講演を行う前に掲載された新聞の案内です。
(★この講演会は、6/26にすでに終了しています。)
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「口蹄疫の現状知って」宮崎出身の獣医学生、26日講演
2010年6月25日18時22分 asahi.com(朝日新聞社)
口蹄疫(こうていえき)におびえる故郷の畜産農家の思いを知って――。麻布大獣医学部6年の日高佑太郎さん(24)が26日、神奈川県相模原市の同大で開かれる口蹄疫の公開講座で講演する。養豚業を営む実家と周辺の状況を等身大の姿で伝え、感染防止に取り組む宮崎への支援を訴える。
日高さんの実家は、宮崎市など2カ所の農場で計1万頭の豚を飼育する養豚農家。目が覚めると豚の鳴き声が聞こえる環境で育ち、獣医師を目指して麻布大に進んだ。
4月、国内で10年ぶりに口蹄疫が発生した当時、実家は発生地から30~40キロ離れていた。だが、今月9日以降には宮崎市などに「飛び火」。実家が、家畜の移動を制限される区域に入ると、電話口の父親の声のトーンがどんどん下がっていった。「感染防止のため、豚舎の消毒回数を増やし、宅配便や新聞の配送も止めた」といった話が続いた。
一方で、大学では、周囲の関心は驚くほど低かった。宮崎県産の肉の買い控えなどの風評被害も出ていた。今月初め、殺処分などの防疫活動に携わった同じ研究室の新井佐知子助教(34)が現地から戻ったのを機に、公開講座の企画が持ち上がった。
講座「口蹄疫を正しく知ろう」は26日午後1~4時、麻布大百周年記念ホールで。日高さんと新井助教の講演のほか、ウイルスの特性や感染を防ぐ方法を同大教授らが解説する。参加無料。問い合わせは同大経営企画課(042・769・2032)。(見市紀世子)
★この講演会は、6/26にすでに終了しています。
7/24『どげんかせんと宮崎』宮崎×高円寺×学生 内容確定
投稿日 2010年07月22日
7/24『どげんかせんと宮崎』宮崎×高円寺×学生 の内容が固まりました。
一昨日は、座・高円寺にて定期的に行われている「地域連絡協議会」にわかもの農援隊の平戸君と参加し、地域の商店街・町会の方々に改めて概要を説明してきました。
明日には事前搬入、7/24当日は9時amにスタッフ集合して準備に入ります。
総勢50人体制で臨みます!
ぜひ会場にお越しください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【転送転載歓迎】━━
★『どげんかせんと宮崎』宮崎×高円寺×学生☆
~宮崎を食べて、知って、応援しよう!~
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2010年7月24日(土)@JR高円寺駅 北口広場
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口蹄疫(こうていえき)を知っていますか?
今年4月に宮崎で発生した口蹄疫。
事態は終息しつつあるとはいえ、現在も宮崎県や関係者の方々への被害は続いています。
宮崎を応援したい!
そんな思いから、大学生と高円寺商店街連合会が立ち上がり、
宮崎県を応援し、宮崎の物産を紹介(販売)するイベントを開催することになりました。イベントで生じた利益は、義援金として宮崎県に送ります。
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■■フード■■ 宮崎の物産展
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食の宝庫、みやざき。温暖な気候、豊な自然に恵まれたみやざきには、美味しいものがたくさん。 そんな、みやざきのおいしいものを販売します。
●販売予定品目(一部紹介) とんねどりチキン南蛮、豚足、鶏炭火焼、辛子大根漬け、日向夏キャンディ、マンゴープリン、 芋かりんと、冷や汁レトルト、食べるラー油、など。
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■■ワ-クショップ■■ 知る・届ける ~100人のフォトメッセージを届けよう!~
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●東国原知事をはじめ、関係者の方々からのメッセージや資料の展示をします。
●「フォトメッセージ」
参加型のワークショップです。ご来場いただいた皆さんに、ホワイトボードにメッセージを書いていただき、それを持って写真を撮ります。 その写真をまとめて、義援金と一緒に宮崎へ届けます。宮崎の方々に応援メッセージを送ろう!
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■■オンライン■■
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【Twitter大作戦】
当日来られない方もtwitterでの宮崎への応援つぶやき募集中です。 宮崎への応援メッセージの後に#dogenkasent38をつけて、ツイートをお願いします。 50型TVを用いて大画面で、みなさんの声をリアルタイムで発信していきます。
【Ustream生中継】
当日はUstream中継も行います。 是非お楽しみに。
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■■イベント詳細■■
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日時:2010年7月24日(土) 12時~18時(予定)
場所:JR高円寺駅 北口広場
主催:「どげんかせんと宮崎」実行委員会
共催:
高円寺商店街連合
SOLA(日本の農業に一生を賭ける!学生委員会)
http://www.sola2006.net/
わかもの農援隊(農から、ニッポンを元気に!)
http://ameblo.jp/nouentai/
スローフードすぎなみTOKYO
http://www.slowfood-suginami.com/
*当日は、高円寺を代表する阿波踊りが見られます。
*宮崎県、東国原知事からも公式に認可のお手紙を頂きました。
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【お問い合わせ】 ご不明な点等あればお気軽にご連絡ください。
「どげんかせんと宮崎」実行委員会
担当: 細田侑 miyazaki_koenji(at)yahoo.co.jp※(at)を@に変更して下さい
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チラシのPDF画像は、こちら。
「どげんかせんと宮崎」チラシ(PDF)
宮崎×高円寺×学生 「どげんかせんと宮崎!」開催!(7/24)
投稿日 2010年07月01日
口蹄疫進行をどうやら封じ込められる方向であることが、すでに報道でなされています。しかし、完全に終息すれば、それを境に、マスコミもTVも、宮崎県のことをほとんど報道しなくなるでしょう。
宮崎の畜産農家の損害、被害はそのまま残るのに、世の人びとは、結果、宮崎でそんな大被害があったということすらすみやかに忘れていく。
それこそがこわいことだ、と、宮崎県の東京事務所では危機感を持っているようです。
今回のイベントは、口蹄疫の教訓を忘れないことと、まだまだ続く宮崎県内の農家の厳しい状況を引き続き支援していく目的で組まれました。
口蹄疫が深刻化してからこれまで、宮崎に、風評被害で売上が立たなくなっている状況への、何らかの支援をしたいと街や商店街単位で宮崎県の東京事務所に申し出たのは、あとにも先にも高円寺だけだそうです。
今回は、スローフードすぎなみもバックアップしながら、学生たちに全面的に活躍してもらいます。
内容は、口蹄疫被害で悩む宮崎牛の焼肉、宮崎県の物産展をからめながら、口蹄疫に対してのアピールをしていきます。
スローフードのメンバーも、ぜひスタッフ参加してください!
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宮崎×高円寺×学生 「どげんかせんと宮崎!」
日時 7/24(土)12:00~18:00
場所 高円寺北口前広場
内容 口蹄疫被害で悩む宮崎和牛の焼肉販売(BBQ)、宮崎県の商品販売、口蹄疫とその被害に対してのアピールと募金活動等
(物産の売上げから経費差し引き分はすべて宮崎県に寄付します。)
主催 「どげんかせんと宮崎!」実行委員会
共催 高円寺商店街連合会、SOLA、わかもの農援隊、スローフードすぎなみTOKYO
後援 杉並区、杉並商工会議所、宮崎県(以上、予定)
日本の農業に一生をかける! 学生農業委員会SOLA
http://www.sola2006.net/
わかもの農援隊
http://ameblo.jp/nouentai/
実行委員長は、「わかもの農援隊」の武藤寛奈さんに決まりました。
ミーティングを重ねながら、飲食しながら、当日を迎えるべく、急ピッチで準備中です!
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宮崎の口蹄疫、27万6000頭の処分完了
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は30日、ワクチン接種した家畜の殺処分と埋却が終了したと発表した。感染家畜(疑い含む)と合わせて計27万6049頭の処分がすべて完了したことになる。これを受け、東国原英夫知事は1日、イベント開催の自粛などを県民に呼びかけていた「非常事態宣言」について、感染が多発した県東部を除いて解除する方針。
30日は、高鍋町で拒否している牛農家1戸の6頭を除き、都農町など4町に残っていた最後の3393頭を処分した。知事は「畜産農家の無念や不安は言葉に尽くせないが、埋却や消毒に従事した方や県内外からの支援に感謝したい」とのコメントを出した。
一方、新規感染は6月18日を最後に発生しておらず、終息確認調査を経て、早ければ7月16日午前0時にも県内全域で移動・搬出制限区域が解除される。
(2010年7月1日 読売新聞)
<口蹄疫をブッ飛ばす!!> 元気!熱気!「食」い気! ~宮崎牛を食い尽くせ!!~
投稿日 2010年06月20日
昨日(19日)、午後0時30分から狛江市の多摩川河川敷で、東京農大を中心とする学生グループ/SOLAによる、バーベキュー大会が行われました。
このバーベキューは、私たちスローフードジャパン東京・神奈川ブロックが、先月(5月15日)に発した緊急アピール<かつてない口蹄疫の発生について>‘10.05.15 appealに応えて、SOLAのメンバーが自分たちで企画・開催しました。口蹄疫の風評被害により買い手が付かなくなった非感染の宮崎牛を、お腹いっぱい食べて、宮崎の畜産農家を応援するのが目的です。募金動だけではなく、バーベキューを行ったのは、二つ理由があります。一つは、食べる「楽しさ」を通して応援すること、二つ目は、入手できる非感染の宮崎牛を実際に食べて、風評を吹き飛ばすこと、でした。前夜の激しい雨にもかかわらず朝には雨も上がり、開催時刻には時折日も差す、絶好のBBQ日和。会場には、計画を上回る250人近くが集まりました。そして、100Kg以上用意された肉は、「完食」。すべて参加者のお腹に収まりました。これだけ大規模のイベントを混乱無く進行させたスタッフに、頭が下がる思いです。若い世代を、見直しました。脱帽します!
個体識別番号 0833100892 の切り落とし肉の場合 2010年6月4日 「永山畜産」(宮崎県都城市志比田町)から出荷 6月5日(株)ミヤチク高崎工場で解体処理 6月8日佐野プレミアムイタリアン(栃木県佐野市大橋町)に入荷後、佐川急便の保冷庫に保管。
この肉の入荷後、6月10日、都城市で牛3頭の口蹄疫感染が確認されました。感染が確認されると、その感染場所から半径10Kmが家畜の移動制限区域に指定され、20Kmまでは搬出制限区域に指定。牛や豚の出荷ができなくなります。今回使ったのは、感染の確認以前に出荷された肉です。都城市では、6月15日に行った、感染源から1Km以内の家畜のウィルス検査の結果、全て陰性(非感染)でした。さらに、6月17日現在、都城市では、新たな感染・感染の疑いの報告はありません。
バーベキューに使われた肉には全て個体識別番号が付けられ、 https://www.id.nlbc.go.jp/top.html でトレサビリティーを確認できます。そのうえ、さまざまな厳しい検査を全てパスしたものでした。つまり、安全な肉でなければ、私たちは入手できないのです。逆に言うと、販売される宮崎牛は、安全なのです。だから、<安全な>宮崎牛をドンドン食べて風評被害を減らし、宮崎県の畜産農家を応援しましょう。そして、SOLAの皆さん、これからもガンバレ!!
宮崎和牛を食いつくせ!! ~学生200人BBQ@多摩川~
投稿日 2010年05月27日
東京農大を中心とする大学生のグループが、以下のイベントを行います。SFすぎなみメンバーは、このグループと5月13日に高円寺で初めて会いました。そして、15日にスローフードジャパン 東京・神奈川ブロックが採択した<緊急アピール>、翌週からのマスコミによる一斉報道がきっかけとなり、彼らが「自分たちにできること」を考えた結果です。SFすぎなみは、彼らを応援します。
皆さんお誘い合わせの上、ご参加ください。
宮崎和牛を食いつくせ!! ~学生200人BBQ@多摩川~
【初めに】
今猛威を奮っている口蹄疫。毎日被害の状況が伝えられてきますが、意外と知られていないのが非感染農家の方。風評被害で宮崎牛の価格が半額近くまで下がっているにも関わらず、口蹄疫に感染していないために補助金がもらえず、大打撃を受けているそうです。
そこで僕たち学生に何か出来ることはないか?社会人よりも僕たちが勝っているものは何か? さえない脳みそを使っていろいろ考えた結果、僕はそれが“食欲”だと思いました。笑 現地のお肉を食べて消費量を伸ばし、それをメディアを使って大々的にPRすれば風評被害も軽減されるはず!そんなことを思って、このBBQを企画しました。
今回は“とにかく宮崎和牛をたんまり食べていただきたい。” そんな趣旨なので、参加費いっぱいいっぱい、一人500gもの宮崎和牛を用意します!宮崎牛を大量に卸売り業者さんから直接購入するためにできることで、通常ではありえない破格の値段です。 (気になる方は和牛相場をチェックしてみてください。) この値段でこんなに和牛を食べられる機会はまたとないので、この機会に是非ご参加ください! 宮崎のためになることを、美味しく・楽しく出来るなんて素敵じゃないですか^^? 以下、イベント詳細になります。
【詳細】
◆日時:6月19日(土) 11:00~14:00
※ 雨天中止(中止の際は前日18日(金)の20時までにご連絡させていただきます)
◆実施場所:和泉多摩川河川敷(小田急線和泉多摩川方面) 最寄り駅:小田急線和泉多摩川駅 ※現地集合 当日和泉多摩川駅に案内の者がおります。
◆持ち物(必要に応じて):帽子、タオル、日焼け止めクリーム、旺盛な食欲(※必須!)
◆参加費 学生:2500円 社会人:3500円 中学生~小学生:1000円小学生以下:無料
※参加費に含まれるもの:宮崎和牛500g、無農薬野菜(農業サークルより提供)、ソフトドリンク、BBQ資材代 ※今回、お酒はお出ししません。その分安くしていますので、とにかく肉!、肉!を全力で食べてください!!(お酒が必要な方は各人お持ちになってください。)
◆定員:200人 ◆申し込み期限:6月15日(火) 18:00
【申し込み】
参加される方は下記宛まで・お名前・参加人数・各参加区分(学生、社会人、中学生~小学生、小学生未満) ・連絡先の3点を下記までご連絡ください↓(ご質問もこちらで受け付けています。)
連絡先:miyazakibbq100@gmail.com ※イベントの変更連絡、当日連絡等はメーリングリストを作成し、そちらの方からお送りさせていただきます。
【イベント責任者】鵜澤佳史東京農業大学国際農業開発学科3年連絡先:yoshiu4423@yahoo.co.jp
<かつてない口蹄疫の発生について> 緊急アピール・続報
投稿日 2010年05月22日
今日(21日)、宮崎日日新聞報道部の記者から連絡があり、先日発したスローフードジャパン 東京・神奈川ブロックの<緊急アピール>(抜粋)が、宮崎日日新聞の特設webサイト「激震・口蹄疫」、<絆メッセージ>のページに掲載されるそうです。この<絆メッセージ>は、本紙の紙面に掲載されたものを、web化しています。掲載がいつになるのかわからないほど(おそらく、来週中とのこと)、多くのメッセージが殺到しているそうですが、私たちの発した言葉が、そのメッセージのひとつになり、被害者の方たちに少しでも伝われば幸いです。
宮崎日日新聞の特設webサイト「激震・口蹄疫」
<かつてない口蹄疫の発生について> スローフードジャパン 東京・神奈川ブロックからの緊急アピール
投稿日 2010年05月16日
皆さん。九州・宮崎県で、牛や豚などの家畜が罹る病気「口蹄疫」が、日本の畜産史上最大の規模で発生していることは、ご存じかと思います。私たち、スローフードすぎなみTOKYOが所属するスローフードジャパン東京・神奈川ブロックは、昨日(15日)のミーティングで、この事態への「緊急アピール」を採択しました。会員の皆さんに口蹄疫の実情を伝え、被害に遭われた方々へ声援を送るためです。以下から、お読みください
また、地元の宮崎日日新聞では、口蹄疫に関するwebサイトを特設しています。被害者の方たちへ励ましのメッセージをお寄せください。
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/bbs.php?id=20100515&paging=1