暖まるお茶、冷えるお茶

投稿日 2010年05月14日
カテゴリー その他の話題

あさみです。

最近すっかり暖かくなってきて、八十八夜も過ぎて
新茶の季節になりましたね。

昨年のすぎなみの忘年会で清水茶寮の白井さんから
うかがったお茶の話がとてもためになった、というか
気付きの多い話だったので思い出しながら書いてみます。

煎茶は主に夏前に採れる新茶や二番茶くらいまでを使う。
番茶は夏の終わり頃に採れる三番茶や四番茶を使う。

夏前に採れる煎茶は体を冷やす作用があり、秋前に
採れる番茶は体を温める作用がある。

冬に煎茶を飲むのは昔はあまりしなかった、というような
お話しだったでしょうか

旬のものは一番栄養があり、また体にも良いと言いますが
なるほど、永年飲み続けているお茶にはそれなりの効用が
あるんだなぁと驚いたことを思い出しました。

コメント

コメント(1) “暖まるお茶、冷えるお茶”

  1. マクロビオティックの考え方がまさにそうですね。食べ物を「陰(=体を冷やすもの)」「陽(=体を温めるもの)」に分けて、体を冷やすものはできるだけ摂らないようにする。そのとき、煎茶ではなく番茶が奨められています。南国の食べ物は暑い気候を乗り切るために体を冷やす作用のものが多い、それを日本人が摂りすぎると体の芯を冷やしてしまうので注意、という「身土不二」の考え方にこの辺は基づいていて、頷かされる部分も多いです。