庭のアシタバ
投稿日 2010年04月05日
カテゴリー その他の話題, メンバーの近況
スローフードすぎなみのロン六甲です。2009年11月に会員になりましたが、夜の会食に一度参加しただけの「不良会員」です。それでも息の長いお付き合いをしていきたいと思っています。
先日わが家の庭(マンションの1階で庭付き)を観察していたら、アシタバが2株育っているのを発見しました。
既に30~40センチほどに伸びています。前の住人が大の植物好きで、いろいろな野草や木を庭に植えていました。その中にアシタバがありました。ところが昨年、花を咲かせたのを最後に枯れてしまいました。「アシタバは花が咲いたら終わり」と聞いていたので、「これでわが庭では見られないか」と無念に思っていました。寒さで庭の手入れをしないでいたため、思わぬ“再会”に感動したものです。てんぷらかおひたしでいただくと美味しいのですが、なんだかもったいなくて、摘みかねています。もう少し株が増えるといいのですが…。
伊豆下田の出身で、子供の頃は春になると山へ入ってアシタバをよく摘んだものです。あの特有の香りと苦味を敬遠する人も少なくありませんが、私にとっては「ふるさとの味」です。アシタバのほかワラビ、セリ、フキノトウなどはこの時期わが家の食材になっていたものです。
木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」に出てくる山の草木の話ではないですが、野草は肥料も農薬もなく自然に育ってきます。その自然の生命力に感動します。人間はその命を分けてもらっているわけで、自然に感謝しなければなりません。酒飲みの私なんぞは、つまみに旬の山菜があれば十分幸せです。私は杉並おやじ遊友塾の会員ですが、塾ではこの時期、群馬県みなかみ、新潟県松代町(現在は十日町市)に山菜ツアーに出掛けます。山の中を歩き回っているだけで元気をもらえます。
コメント
コメント(2) “庭のアシタバ”
庭にあしたばですか!
SFすぎなみも、もう2003年だから7年前ですか、善福寺川沿いを野草を摘みながら歩き、荻窪地域区民センターにたどり着いたところでてんぷらにして食べる、という会をやりました。都会でも、けっこう道端に、食べられる草がいっぱいあるのでびっくり! 春先の自然の恵みですね。
当時、スローフード国際部にいた石田さんが参加しとても気に入ってくれて、イタリアの本部でPCのデスクトップに画像を貼り付けていたら周りのスタッフが興味津々で話しかけられた、ということでした。
善福寺川沿いは杉並の財産ですね。
そこに生える野草を摘むなんぞはいい企画です。
問題はその野草が何であるか…を知っているかどうか。
おやじ塾で新潟へ山菜摘みに行ったとき、仲間の一人が
「山ウドだ!」と言って一生懸命摘んだのが、実はスカ
ンポだったことがあります。地元人にそれを指摘された
ご本人がしょげたこと。
今度、野草・山菜達人を探してきて善福寺川で野草摘み
をやってみようかな。