福島県産の「きゅうり」はいかがですか?
投稿日 2011年04月13日
カテゴリー 各地のコンビビウムから・・・, 東日本大震災(東北関東大震災), 農林漁業の話題
スローフード福島事務局長の遊佐さん(人気酒造)からの呼びかけを転載します。
ぜひ、風評被害で困っている農家を消費者から支援しましょう。
義捐金をお送りいただくのもとても貴重ですが、誇りをもって産品をつくっている人のモノを風評から守り、買い支えていくことが、また大きな支援になりますので。
4/16(土)開催の「座の市」でもきゅうりを販売いたします。
宜しくお願いいたします!
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今、福島では深刻な風評被害で困っている農家がたくさんあります。
まだ、今は季節柄多くの野菜がある時期ではありませんが、これから旬を迎えるきゅうり農家が大変です。市場に出しても通常の半値以下の取引になってしまいます。
福島では葉物野菜は出荷規制があり、その場合、保障があります。
ですが、きゅうりのように規制値に問題ないものは、風評被害でこのような状況になってしまうのです。
●スローフード福島会員の斎藤保行さんのきゅうり●
斎藤さんのきゅうりは、そばかすを中心に基本の施肥をして、昆布粉を入れ、トウモロコシの油粕でトッピングしたという高級胡瓜です。
人間も美味しいものを食べないと元気が出ませんが、野菜も美味しい食べ物を食べさせようと、がんばって作っています。
ですので、ヘタまで捨てずに食べられるのが特長です。
福島県持続性の高い農業生産方式導入計画認定証を胡瓜で最初に受けたのも斎藤さんです。
デパ地下でこの価格の倍以上で売られているのですが、今年は風評被害ですべてキャンセル。ということで、ぜひこの機会に福島の胡瓜を食べてみませんか?
気になる放射性物質は(ハウスですので問題ないのですが)無添加食品販売協同組合検査センターでの検査結果によると、セシウム134が11Bq/kg、セシウム137が検出せず、ヨウ素131が検出せず、でした。
セシウムは検出限界が10Bq/kgですので、ほとんど誤差のような数字ですので、安心して食べられます。