速報 !! 八戸大会
投稿日 2011年02月21日
先週2月19日、青森県八戸市でスローフードジャパン第10回全国会議(NPO法人第4回)が開かれました。
参加者は、約120人(事務局発表)。おもに以下の事項が承認されました。
①新会長→SFあいち/後藤事務局長
新副会長→SFすぎなみ/佐々木代表、SF秋田/石田会長、SF栃木/笠原事務局長
新監事→SF気仙沼/菅原会長、SF茨城/中川事務局長
新事務局長→SF帯広/山本事務局長
②2011年度予算のおもな支出先(*敬称略)
・第1事務局→北海道 SFフレンズ帯広が担当
業務→ニューズレター「ウン・セーメ」の発行ほか
・第2事務局→東京 SFすぎなみ/佐々木、SF秋田/石田(東京在住)が、個人として担当
業務→理事会・「あつまり」、スローフードインタナショナル・マスコミ・
官庁・企業・収益事業対応など
・第3事務局→未定
業務→アルカ・プレシディオ、ネットショップの運営、生産者リストなど
・第4事務局→愛知 (*SFあいちが担当するのか、SFあいち/後藤が個人で担当するのか不明)
業務→IT上の会員システムの構築、その他業務全般など
・国際本部への負担金
③インターネット上での会員システムの構築
*なお、現在宮城県仙台市にある事務局は、移行期間として最低限6ヶ月間は維持
総会に先立つ講演で、スローフードインターナショナル事務局長/パオロから以下の提案がありました。
A:スローフードジャパンとして日本でのテーマを決め、それに基ずくイベントの開催
B:インターナショナルが行う国際的なテーマとの連携
後藤新会長は、SFすぎなみの総会(2月6日開催)で報告したような経緯により、理事会から会長候補に選出され、総会で承認されました。
スローフードジャパン新体制の発足にともない、私たちはシステムの構築や運営の刷新だけではなく、もう一度スローフードの原点に戻る必要があります。
スローフードとは、「食」を通して社会を変え、人の生き方を考える国際的な市民運動です。
そして、その運動は、それぞれの地域でのコンビビウムの活動によって、具体的に展開されています。いま、日本のスローフードには何ができるのか、日本で、地域を通してスローフードという考え方をどのように広めるのか、が問われています。パオロ事務局の提案にもあったように、日本からアジアのスローフードを発信してゆかなければなりません。
昨年のテッラ・マードレを締めくくったペトリーニ会長の言葉は、「私たちには、夢見る力がある」だったそうです。
いま、私たちに必要なのは、夢を夢見ることではなく、ささやかではあってもスローフードの夢を形にし、実現してゆく力です。
スローフードの原点に立ち返り、新たな運動の展開を考えましょう。
なお、総会終了後、SF八戸主催による公式な交流会の場で、後藤新会長に東京・神奈川ブロックのメンバーへの、ビデオ映像によるメッセージをお願いしましたが、プライベート(プライバシー?)を理由に答えていただけませんでした。
そのときの様子は収録してありますが……。
↑八戸の郷土芸能「せんぶり」が開催中でした。